日本では転職回数の多さは不利になりがちです。これは「入社してもまたすぐに辞めてしまうのではないか?」と思われることが大きいので、これを打破するためには、これまでに退職した理由が当てはまらないことを説明すればよいだけです。
ネガティブな理由を話す
「残業が多くて辞めた」「人間関係がうまくいかなくて辞めた」などのように「○○が嫌だから辞めた」と言うネガティブな理由にしてはいけないと言われがちですが、経験上ではネガティブな理由のほうが選考が進みやすいと感じています。
例えば、「スキルアップをしたいので貴社に入社したい」と言うようなポジティブな理由だと「スキルアップしたらまた別のスキルを求めて転職するんじゃないか?」とマイナスにとられることが多かったです。
ポジティブな場合、「それが満たされると同じ事を繰り返すのではないか」と思われがちです。そのため、どちらかと言えば「ネガティブな退職理由」→「貴社にはそれがないので入社しても辞めません」と言う流れにもっていく方が良いでしょう。
退職理由が当てはまらないことを説明する
多忙で残業や休日出勤が多い職種を経験していた場合には「残業が多くて辞めた」から「貴社は残業が少ない」と持って行きます。
「残業が多くて辞めた」と言ってしまうと残業の多い企業から内定をもらうことができなくなりますが、同じような環境になるのであれば内定を貰っても辞退ことになり、そもそも内定をもらう必要はありません。このように、本当の理由を話すことで内定をもらえる企業は同じ理由で辞めることにはならないと言う状態を作ることができます。
そのため、「こういう会社には入社したくない」と思うことがあれば、それを退職理由とすることで自分が望むような企業からのみ内定をもらうことができます。

コクヨ 履歴書用紙 B5(B4・2つ折り) JIS様式例準拠 シン-51J