『ITパスポート』は基本情報技術者などと同じく国家試験です。ITに関する基礎的な知識を持っていると証明することができる『ITパスポート』は、どんな人が取得に向いているのでしょうか?
「ITパスポート」はどんな人が取得するのか
取得に向いている人
- システム会社の営業職に就職したい人
- 文系でシステム会社の技術職に就職したい人
- システム会社以外の企業でITスキルをアピールしたい人
システム会社でも営業職などを目指す場合には「ITパスポート」は大いにメリットになります。システム会社の営業はお客様とシステムに関する話をすることが多いので用語などを理解していると非常に評価が高いです。実際にシステム会社の営業職は「ITパスポート」の取得を推奨しているところが多いです。
また、文系の学歴で技術職(システムエンジニアやプログラマ)を目指すのであれば「ITパスポート」はメリットに繋がることが多いです。
『ITパスポート』は国家試験なので面接のアピールにはつながりやすいです。そのため、大手企業に入社し将来的には社内SEなどへの異動を希望しようと思っている場合にはITパスポートを取得していると目につきやすいでしょう。
取得に向いていない人
- 理系でシステム会社の技術職に就職したい人
システム会社でシステムエンジニアやプログラマを目指す人は基本情報技術者を取得するほうが良いでしょう。
理系の人(特に情報系)の人は場合によっては「ITパスポート」がデメリットに働く(問題が簡単)ことも多いので基本情報技術者を取得するほうが良いでしょう。基本情報技術者は勉強すれば理系でなくとも文系でも1度のチャレンジで取得は充分に可能です。
「ITパスポート」の難易度
システムエンジニア・プログラマの登竜門と言われる基本情報技術者の午前試験と同程度の難易度です。
試験は、四肢択一式(マークシートのような選択式)で合格率が6割(600/1000点)なので参考書と過去問を各1冊購入して熟読すれば合格は容易でしょう。
「ITパスポート」の試験日
「ITパスポート」はCBT方式の試験であり年に何度も試験日がありますが、試験会場によって試験日は異なるので近くの試験会場の試験日を事前に確認しておくことをオススメします。
オススメ書籍
参考書は、図を多用している方が理解するにも記憶するにも最適です。
参考書は、左ページに過去問題、右ページに解説と見開き形式だと勉強しやすいです。
過去問題集は書籍によって差が付きにくいので、こういった勉強のしやすさで選ぶと効率よく勉強できます。

