Wordで文章を作成している際、入力した “(1)” などが勝手に箇条書きと認識されてしまうことが良くあります。多用する文章で都度の修正が面倒であれば、機能をオフにすると良いでしょう。
箇条書きと見なされる文字
Wordには文章校正の機能が備わっており、誤った文章を自動的に修正したり指摘してくれたりします。また、この機能には入力オートフォーマットがあり、入力した文字に “●” や “(1)” など特定の文字があると、以降が箇条書きへ変換されることがあります。
一見すると便利な機能ですが、実際に使ってみると「余計なお世話」「おせっかい」と言ったような挙動となることが多く、ユーザーから嫌われた機能の1つです。
この機能は設定よりオン/オフを切り替えられるようになっており、好みに合わせて設定することができます。

Microsoft Office Personal 2021
入力オートフォーマットの箇条書きを設定する手順
- Wordより『ファイル』を選択します。
- ファイルより『オプション』を選択します。
- Wordのオプションの “文章校正” より『オートコレクトのオプション』をクリックします。
- オートコレクトの “入力オートフォーマット” より『箇条書き(行頭文字)』や『箇条書き(段落番号)』のチェックを設定します。
行頭文字とは “●” など、段落番号とは “(1)” などを指します。
入力オートフォーマットの箇条書きを設定するやり方は以上です。
ちなみに、Wordでは後から箇条書きへ変換することができるので、入力オートフォーマットをオフにし手動で変換したほうが良いかもしれません。