Windows7にあったWindowsエクスペリエンス インデックスがWindows8以降にはありませんが、画面上に無いだけでWindows8.1、Windows 10でも実行させることはできるんです。
エクスペリエンス インデックスとは?
Windowsエクスペリエンス インデックスとは、パソコンがWindowsでどの程度動作しているかを測定・評価するシステムです。
Windows7には搭載されていましたが、Windows8以降(Windows8.1、Windows 10)には搭載されていないため、Windows7からWindows 10へのアップデートで、どの程度スコアが変わったか確認することができませんでした。
しかし、画面上から消えているだけでWindowsエクスペリエンス インデックス自体を稼働させて測定・評価することはできます。
エクスペリエンス インデックスを実施する
実行手順
- コマンドプロンプトでコマンド『winsat.exe formal』を実行します。
ノートパソコンなどバッテリー駆動の状態では「バッテリで実行されている間は、Formal 評価を実行できません」とエラーが表示されるので、電源に接続してから再度実行してください。
- Windowsエクスペリエンス インデックスの計測がスタートするので、終了するまでしばらく待ちます。
実行手順は以上です。
評価確認
コマンドプロンプトで実行したWindowsエクスペリエンス インデックスの評価は画面に表示されるわけでは無くxmlファイルとして以下の保存先に保存されます。
C:\WINDOWS\Performance\WinSAT\DataStore\[日付時間] Formal.Assessment (Recent).WinSAT.xml
xmlファイルを直接確認しても問題は無いですが、慣れていないと見にくいだけなので、少し見やすくします。
- スタートメニューより『Windows PowerShell』を起動しコマンド『Get-CimInstance Win32_WinSat』を実行します。
Windows PowerShellはスタートメニューの『すべてのアプリ』から起動することができます。
- Windowsエクスペリエンス インデックスの評価を確認することができます。
評価確認は以上です。
まとめ
Windows7で実行したWindowsエクスペリエンス インデックスとWindows 10で実行したWindowsエクスペリエンス インデックスを比較すると、Windows 10の方がパフォーマンスは良いようです。