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Windowsの標準ベンチマークを使う方法

Windowsの標準ベンチマークを使う方法

Windowsには標準機能として【エクスペリエンスインデックス(Windowsシステム評価ツール)】と呼ばれる[ベンチマーク]が搭載されています。Windows 7までは簡単に表示することができましたが、Windows 10やWindows 11ではコマンドを実行することで使うことができます。

エクスペリエンスインデックスとは?

パソコンがWindowsでどの程度動作しているかを測定・評価する標準のベンチマーク(Windowsシステム評価ツール)です。

Windows 7まではコントロールパネルから起動することができましたが、Windows8以降(Windows 8、8.1、10、11)では無くなっています。

ただ、これは画面上にないだけで機能は残っており、PowerShellなどから実行することができます。

エクスペリエンスインデックスの使いかた

実行するやり方

バッテリー駆動の状態では「バッテリで実行されている間は、Formal 評価を実行できません」とエラーが表示されるので、電源に接続してから再度実行してください。
  1. Windows PowerShell(管理者)]より以下のコマンドを実行します。
    winsat formal -restart clean
    
  2. 終了するまでしばらく待ちます。
    > 合計実行時時間 00:01:35.95
    PS C:\Windows\system32>
    
  3. 結果が以下に保存されます。
    実行結果はxmlファイルとして以下の保存先に保存されますが、xmlファイルは見にくいだけなので後述する手段で見やすくすることができます。
    C:\WINDOWS\Performance\WinSAT\DataStore\[日付時間] Formal.Assessment (Recent).WinSAT.xml
    

実行するやり方は以上です。

結果を表示するやり方

  1. Windows PowerShell(管理者)]より以下のコマンドを実行します。
    Get-CimInstance Win32_WinSat
    
  2. 結果が表示されます。
    CPUScore              : 8.5
    D3DScore              : 9.9
    DiskScore             : 8
    GraphicsScore         : 5
    MemoryScore           : 8.5
    TimeTaken             : MostRecentAssessment
    WinSATAssessmentState : 1
    WinSPRLevel           : 5
    PSComputerName        :
    
    項目 説明
    CPUScore CPU
    D3DScore GPU(ゲーム用)
    DiskScore ストレージ
    GraphicsScore GPU
    MemoryScore メモリ
    WinSPRLevel スコア

結果を表示するやり方は以上です。