Windows 10で外部ストレージの電源を管理する方法

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WindowsパソコンへUSBメモリや外付けハードディスクを接続して使っていると「スリープから復帰したとき」に正常に動作しなくなることがありますが、これは電源管理の設定に問題があるかもしれません。

電源の管理とは?

USBなどで接続されているデバイスは、パソコン本体から電源の供給が行われているために、ノートパソコンなどではバッテリーの消費が大きくなります。

そのため、デバイスごとに省電力の設定を行うことができるようになっており、これを電源の管理と呼びます。しかし、これが時に悪さをすることがありスリープ復帰時などに停止したままになるなどのトラブルが発生する場合があります。

そこで、電源管理の設定を変更することで回避することができるかもしれません。

電源管理を設定する手順

  1. 左下の “Windowsロゴ(スタートボタン)” を右クリックし、表示されたメニューより『デバイスマネージャー』を選択します。
    ショートカットキーWindowsロゴキー + Xキーでも同様です。

    Windows 10→スタートボタン→右クリックメニュー

  2. デバイスマネージャーの “ユニバーサル シリアル バス コントローラー” より(対象のデバイス)を右クリックし、表示されたコンテキストメニューより『プロパティ』を選択します。
    “ユニバーサル シリアル バス コントローラー” とはUSBのことです。

    Windows 10→デバイスマネージャー

  3. プロパティの “電源の管理” より “このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする” のオン/オフを切り替えます。

    Windows 10→デバイスマネージャー→ネットワークアダプター→プロパティ

USBの電源管理を設定するやり方は以上です。

トラブルの原因は1つとは限らないので確実とは言えませんが、試してみる価値はあるでしょう。