当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Windows 10でHDDを搭載したパソコンを高速化する方法

Windows 10でHDDを搭載したパソコンを高速化する方法

2019年12月20日
Blueskyロゴ Pocketロゴ  はてなブックマークロゴ

HDD(ハードディスク)を搭載したパソコンを高速化するのにはSSDへの換装が一般的ですが、何らかの理由で「換装できない」と言う場合には[ReadyBoost]と呼ばれる機能で「USBメモリーなどの外部ストレージを使った高速化」を試してみると良いかもしれません。

ReadyBoostとは?

一般的なパソコンは、速度の速い[RAM(メモリー)]と速度の遅い[HDD(ハードディスク)]を使い効率的を上げて読み書きを行っています。しかし、HDDが遅いと「HDD待ち」が発生してしまうことがあります。

そこで、HDDより早くRAMより遅い[USBメモリー]などの外部ストレージを間に挟むことで、読み書きの効率を上げるのがReadyBoostです。この機能の歴史は古くWindows Vistaへ初めて搭載された機能で、2019年12月現在のWindows 10でも使うことができます。

使用する外部ストレージは[SDカード]などでも良いですが、速度の速い「USB3.0対応のUSBメモリー」などを使ったほうが効果が高いと言われています。また、指しっぱなしで使うため、できるだけ小さい本体がオススメです。

BUFFALO USB3.0対応 マイクロUSBメモリー 32GB ブラック RUF3-PS32G-BK
BUFFALO USB3.0対応 マイクロUSBメモリー 32GB ブラック RUF3-PS32G-BK
 

ReadyBoostを設定するやり方

  1. エクスプローラーの[PC]より対象の外部ストレージを右クリックし、表示されたコンテキストメニューより【プロパティ】を選択します。
    Windows 10→エクスプローラー→PC→コンテキストメニュー

  2. プロパティの[ReadyBoost]より【このデバイスをReadyBoost専用にする】または【このデバイスを使用する】を選択します。
    SSDが搭載されたパソコンなど性能によってはは「このデバイスはReadyBoostに使用できません。」などと表示され使用できません。
    容量が大きく他の用途にも使いたい場合には【このデバイスを使用する】を選択し、予約する領域の容量を変更します。同じ画面の「お勧め」を参考に決定すると良いでしょう。

    Windows 10→エクスプローラー→USBメモリー→プロパティ

ReadyBoostを設定するやり方は以上です。

最初は効果を感じられないかもしれませんが、使用状況に応じて最適化されるようなので、しばらく様子をみることをオススメします。

また、当然に使用中は外部ストレージを取り外すことができないので注意してください。