Apple IDを取得することで利用ができるクラウドサービス “iCloud” は、メールアドレス(@icloud.com)を1つ利用できます。このメールはApple製品以外にも、Windowsパソコンなどから送受信することができます。
メールアプリが標準サポート
そもそもiCloudとは、iPhone / iPadなどに保存されたデータを自動でクラウドにアップロードし、パソコンやその他のApple製品からアクセスできるようにするサービスです。
このiCloudは、メールアカウント(@icloud.com)を持つことができます。ただし、手動で作成する必要があります。iPhone / iPadなどのApple製品であれば “Apple ID” を設定すれば使えるようになることが多いですが、Windowsなどでは別途の設定が必要となります。
しかし、Windows10にプリインストール(プレインストール)されているメールアプリはデフォルトでサポートしているため、簡単な操作で送受信(送信/受信)できるよう設定することができます。
メールアプリに追加する手順
Windowsのメールアプリでサインインするには App用パスワード が必要です。
- メールアプリの “アカウントの追加” より『iCloud』を選択します。
別のアカウントが追加されている場合には “左ペイン” より『アカウント』をクリックし、表示されたメニューより『アカウントの追加』をクリックします。
- iCloudより “メールアドレス(@icloud.com)” や “パスワード(App用パスワード)” を入力し『サインイン』をクリックします。
- メールが読み込まれれば完了です。
入力した “メールアドレス” や “パスワード” が間違っていても「アカウントは正常にセットアップされました」と表示されるので注意してください。
メールアプリに追加するやり方は以上です。
読み込まれたメールは各デバイス(iPhoneなど)と同期されており、メール削除などを行うと別のデバイスのメールも削除されるので注意してください。
また、同期の間隔や項目などは設定より変更することができます。
同期設定を変更する手順
- メールアプリより “(対象アカウント)” を右クリックし、メニューより『アカウント設定』をクリックします。
- アカウント設定より『メールボックスの同期設定を変更』をクリックします。
- メールボックスの同期設定を変更より任意に変更します。
同期設定を変更するやり方は以上です。
Windowsパソコンの他、Androidスマートフォンなどでも使うことができます。

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