Windowsでは1つのパソコン内に複数のユーザーを作成することができます。他ユーザーのファイルは原則として利用できませんが、[パブリック]フォルダーを使うことで共有することができます。
ファイルと権限
同じパソコン内に作成した複数ユーザーにおいて、あるユーザーが作成したファイルを他のユーザーが閲覧・編集することは原則としてできません。
ファイル・フォルダーに対して権限を設定すれば使えるようにすることも可能ですが、比較的に複雑な操作が必要であるため一般的では無いでしょう。
そのため、同じパソコン内のユーザーであっても、互いに「同じファイルを共有する」と言うのは難しい問題となりがちですが、Windowsにはパブリックと呼ばれる各ユーザーがアクセスすることが可能なフォルダーが用意されており、このフォルダーを介すことでファイル共有が可能になります。
[パブリック]フォルダーを開くやり方
Windows 10を例とします。Windows 11でも同様の操作が可能ですが文言などが異なる場合があります。
- エクスプローラーより[PC]>[ローカルディスク(C:)]>[ユーザー]>[パブリック]を開きます。
C:\Users\Public
- パブリック配下の[パブリックのダウンロード][パブリックのドキュメント][パブリックのピクチャ][パブリックのビデオ][パブリックのミュージック]にファイルを配置します。
[パブリック]フォルダーを開くやり方は以上です。