USBメモリーなど外付けのデバイスは便利な反面でセキュリティー上の不安があります。情報漏洩やウィルス感染の対策などで使えなくしたい場合には、ローカルグループポリシーエディターより “リムーバル記憶領域へのアクセス” で無効にすることができます。
ローカルグループポリシーエディターを使うには?
ローカルグループポリシーエディターを起動できるのはWindows 10 Pro以上のエディションです。
個人向けに販売されているパソコンはWindows 10 Homeがプリインストール(プレインストール)されていることが多いので注意してください。
対象のパソコンのエディションは本体から確認することができます。
リムーバル記憶領域へのアクセスを設定する手順
- ファイル名を指定して実行より『gpedit.msc』を実行します。
- ローカルグループポリシーエディターより『リムーバル記憶領域へのアクセス』を開きます。
ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > システム > リムーバル記憶領域へのアクセス
- リムーバル記憶領域へのアクセスより『リムーバルディスク:読み取りアクセス権の拒否』や『リムーバルディスク:書き込みアクセス権の拒否』などを選択します。
- 選択した項目より『有効』『無効』を選択します。
読み取りアクセス権の拒否の場合は『有効』を選択することで拒否されるので間違えないよう注意してください。
リムーバル記憶領域へのアクセスを設定するやり方は以上です。
情報漏洩やウィルス感染の対策は様々ありますが、それでも無くならないので可能な限りの対策を施したほうが良いでしょう。