パソコンやスマートフォンで操作しているとUSBメモリやSDカードの中身を誤って削除してしまうことがあります。そんな時は専用のソフトを使用すると復元できるかもしれません。
この記事は公式では無いイレギュラーな内容を含んでいます。したがって、全て自己責任にて行い何がおきても一切の責任は負いません。
ファイル削除の仕組み
簡単に言えば、パソコンやスマートフォンなどでファイルを削除した場合、実際にファイルのデータが削除されるわけでは無くデータの一部に「このデータは削除済み」と言う印がつけられて削除されているように見えています。そのため、印を取ってしまえばファイルを復元することができます。
しかし、印の付けられたデータをいつまでも残しておく必要はないので、ディスクのデータ量が増えていけば上書きされれてしまいます。したがって、データを復元するためには上書きされる前に実行する必要があります。
誤って削除したファイルを復元するソフトウェアは多くありますが、「Glary Undelete」はNTFSをはじめ旧WindowsのFAT12/16/32などもサポートしています。また、ハードディスクだけでなく、USBメモリやSDカードなどのリムーバブルメディアにも対応しているので、ほぼすべてのドライブ・メディアからファイルを復元することができます。
「Glary Undelete」の使いかた
ダウンロード&インストールの手順
- Webブラウザで『Glary Undelete』をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを実行するとインストーラーが起動するので『Next』をクリックします。
- License Agreement(利用規約)が表示されるので内容を確認し問題がなければ『I Agree(同意)』をクリックします。
- インストールする場所を指定しますが、特に問題がなければデフォルトのままで『Next』をクリックします。
- アイコン作成の有無を選択しますが、特に問題がなければデフォルトのままで『Next』をクリックします。
- インストールは完了です。
「Glary Undelete」のインストールは以上です。
ファイルを復元する手順
- “Glary Undelete”を起動したら対象の “ドライブ” を選択し『Search』をクリックします。
- 復元可能な削除ファイルが一覧で表示されるので、復元したいファイルにチェックを付けて『Restore』をクリックします。
- 復元先を指定し『OK』をクリックします。
これで指定した場所にファイルが復元されます。
100%復元できるわけではありませんが、削除した直後であれば復元できると思います。「間違えて削除してしまった」と思ったら即座に復元するようにした方が良いです。