パソコンに搭載されている[HDD]や[SSD]を長い間で使用していると読み込み/書き込みの繰り返しによってエラーが発生することがあります。最悪の場合には故障の可能性もあるため、定期的にエラーチェックを実施し修復しておくと安心です。
チェックディスクとは?
パソコンに搭載されているら[HDD]や[SSD]と言った内部ストレージにエラーが発生していないか確認するための機能をチェックディスクと呼びます。
チェックディスクの実行は[エクスプローラー]から行う方法と[コマンド]を実行する方法があります。
実行に際して注意点として、内部ストレージ全体を走査(スキャン)するため負荷が高く、場合によっては新たなエラーを発生させる可能性があります。
チェックディスクの使いかた
エクスプローラーから実行する手順
- エクスプローラーの[PC]より【(対象のドライブ)】を右クリックします。
- 表示されたコンテキストメニューより【プロパティ】を選択します。
- プロパティの[ツール]より【(エラーチェックの)チェック】をクリックします。
- エラーチェックより表示内容を確認し問題が無ければ【ドライブのスキャン】をクリックします。
コマンドで実行する手順
- Windows PowerShell(管理者)などから以下のコマンドを実行します。
コマンドの[c:]はドライブレターです。
chkdsk c:
- 完了するまで待ちます。
ファイル システムの種類は NTFS です。 警告: /F パラメーターが指定されていません CHKDSK を読み取り専用モードで実行します。 ステージ 1: 基本のファイル システム構造を検査しています ... 進行状況: 81409 / 830720 完了、ステージ: 9%、合計: 3%、ETA: 0:00:54
チェックディスクを実行するやり方は以上です。
実行時にオプションを指定することで「ディスクのエラーを修復する」と言ったことも可能です。詳しくは以下のコマンドを実行してヘルプを確認してください。
chkdsk /?