Microsoft Officeの[Word]はパッケージやサブスクリプションなどを有料で購入する必要がありますが、Windowsにプリインストール(プレインストール)されている【ワードパット】を使えば、「簡易的なWordアプリ」としてを使うことができます。
ワードパットとは?
文書作成ソフトウェア
Windowsにプリインストール(プレインストール)されており、無料で使うことのできる文書作成ソフトウェアです。
Windowsの文書作成ソフトウェアと言えばMicrosoft Officeの[Word]が一般的かもしれませんが、簡易的ではあるものの[ワードパット]でも同様のファイル(.docx)を作成することができます。
「ちょっとした文書ファイルを作りたい」と言った場合には、わざわざWordを購入したり他のオフィスソフトをインストールする必要はありません。
Wordとの違い
ワードパットで作成した文書は規定で[リッチテキスト(.rtf)]で保存されるので、Wordの[OfficeオープンXML(.docx)]で保存するにはユーザーが変更する必要があります。
前述したとおり「Wordの簡易版」のようなソフトウェアであるため、基本的な機能(文字の装飾/画像などの挿入/インデントなど)のみが使えます。
そのため、複雑な文書を作成したい場合にはMicrosoft OfficeのWordを使う方が良いです。
互換性
ワードパットはWordと互換性があるので「ワードパットで作成したファイルをWordで開く」と言うことが可能です。
ただし、逆の「Wordで作成したファイルをワードパットで開く」と言うのは一部に不具合が生じる可能性があるので注意したほうが良いでしょう。
このため、Wordのビューアーとして使うことはできないと思った方が良いです。

ワードパットの使いかた
プリインストール(プレインストール)されているので、別途にダウンロードやインストールする必要はありません。
起動する
保存する
- ワードパットより[ファイル]を選択します。
- ファイルの[名前を付けて保存]より【OfficeオープンXMLドキュメント(.docx)】などを選択します。
必要に応じて【リッチテキストドキュメント(.rtf)】【OpenDocumentテキスト(.odt)】なども選択できます。
ワードパットの使いかたは以上です。
簡易の文書作成ソフトウェアの装飾などの種類は少ないですが、簡単な文書ファイルであれば充分に作成できるでしょう。