WordからExcelなどでコピー&ペースト(貼り付け)すると、[カラー][サイズ][太字]と言った書式も一緒にペーストされてしまいますが、書式を削除して貼り付けることもできます。
書式のコピー
WordからExcelなどでは文字の[カラー][サイズ][太字]などの書式を指定することができます(リッチテキスト)。
Windowsでは、これらの文字をコピーすると指定されている書式も一緒にコピーされ、ペースト時に反映されるようになっています。
「書式を削除して文字列だけ貼り付けたい」と言った場合には「PowerToysの[プレーンテキストとして貼り付け]を使う」「メモ帳に貼り付けてコピーし直す」などのやり方があります。
書式が設定されていない文字列をプレーンテキストと呼びます。
[プレーンテキストとして貼り付け]を使うやり方
設定する
- PowerToysを起動します。
WindowsにPowerToysをインストールする方法MicrosoftはWindows向けにユーティリティアプリケーション[PowerToys]を提供しています。Windowsの機能を強化するものなので、便利に使えるかもしれません。
- PowerToysの[プレーンテキストとして貼り付け]より【プレーンテキストとして貼り付け】のオン/オフを切り替えます。
- プレーンテキストとして貼り付け の[アクティブ化のショートカット]より【(ペン)】をクリックします。
- アクティブ化のショートカットより[(対象のキー)]を押下し【保存】をクリックします。
/ Ctrl / Alt / Shiftとの組み合わせのみ可能です。無効なショートカットなどと表示される場合は見直してみてください。
設定するやり方は以上です。
使いかた
ペーストする際に[アクティブ化のショートカット]を押下します(デフォルトは+Ctrl+Alt+V)。
[プレーンテキストとして貼り付け]を使うやり方は以上です。

Windowsで無料の簡易Wordを使う方法
Microsoft Officeの[Word]はパッケージやサブスクリプションなどを有料で購入する必要がありますが、Windowsにプリインストールされている【ワードパット】を使えば、「簡易的なWordアプリ」としてを使うことができます。
メモ帳に貼り付けてコピーし直すやり方
- リッチテキストをコピーします。
文字列に加え他の情報(色、サイズ、リンク、背景色など)がコピーされます。
- メモ帳(notepad.exe)に張り付けます。
メモ帳はリッチテキストに対応していないため、テキスト(文字列)のみが張り付けられます。
- メモ帳からコピーし直します。
メモ帳に貼り付けてコピーし直すやり方は以上です。

Windowsで無料の簡易Wordを使う方法
Microsoft Officeの[Word]はパッケージやサブスクリプションなどを有料で購入する必要がありますが、Windowsにプリインストールされている【ワードパット】を使えば、「簡易的なWordアプリ」としてを使うことができます。