Windows 11では[Microsoftアカウント]を使ってサインイン(ログイン)するのが原則となっていますが、従来の【ローカルアカウント】へ変更することもできます。
Windowsにサインインするアカウント
WindowsはMicrosoftアカウントを使ってサインイン(ログイン)することができますが、旧バージョン(Windows 7など)のようなローカルアカウントを使うこともできます。
Windows 11では初期セットアップ時に特別な手順で操作しない限り[Microsoftアカウント]でのサインインになりますが、これを後から[ローカルアカウント]でのサインインに切り替えることもできます。
このため、既に[Microsoftアカウント]で初期セットアップを終えていても、初期化することなく[ローカルアカウント]を使うことができます。

Windows 11を「ネット接続なし」「Microsoftアカウントなし」でセットアップする方法
パソコンは「初めて電源を入れた」「初期化した」際に【初期セットアップ】を行います。Windows 11では原則として[ネットワーク接続]と[Microsoftアカウント]が必須ですが、これを回避して[ローカルアカウント]で作成することができ...
ローカルアカウントへ変更するやり方
Windows 11
- 設定の[アカウント]より【ユーザーの情報】をクリックします。
- ユーザーの情報の[アカウントの設定]>[Microsoftアカウント]より【ローカルアカウントでのサインインに切り替える】をクリックします。
- 「ローカルアカウントへの切り替え」より画面の指示に従って操作します。
BitLockerがオンの場合に表示されます。Windowsの「BitLocker回復キー」を取得する方法Windowsには[BitLocker]と呼ばれる「ストレージ(HDDやSSDなど)を暗号化する機能」が備わっています。何らかのトラブルが発生した際などには、暗号化を解除するのに[回復キー]が必要となることがあります。Windowsパソコンの暗号化を設定する方法Windows 11やWindows 10には[BitLocker]と呼ばれる機能があり、パソコンのストレージ(HDDやSSDなど)を暗号化することができます。Windowsに搭載された機能を使うため、別途にアプリケーションなどは不要です。
- 「ローカルアカウントに切り替えますか?」より【次へ】をクリックします。
- 「ローカルアカウント情報を入力してください」より入力し【次へ】をクリックします。
- 「ローカルアカウントへの切り替え」より【サインアウトと完了】をクリックします。
Windows 10
- 設定より【アカウント】をクリックします。
- アカウントの[ユーザーの情報]より【ローカルアカウントでのサインインに切り替える】をクリックします。
- ローカルアカウントへの切り替えより必要事項を入力し【次へ】をクリックします。
- ローカルアカウントへの切り替えより表示内容を確認し問題が無ければ【サインアウトと完了】をクリックします。
ローカルアカウントへ変更するやり方は以上です。
ローカルアカウントへ変更しても、MicrosoftストアなどMicrosoftアカウントが必要なアプリは、利用する際に個別のサインインで使うことができます。
インターネットへの常時接続やインターネット上のクラウドサービスが当たり前となった昨今、個人ユーザーであれば[Microsoftアカウント]によるログインの方が何かと便利かもしれません。