WindowsとiPhoneをUSB接続してファイルをやり取りする方法

デスクトップ Windows

iPhoneの “カメラ” で撮影した写真(画像)や “スクリーンショット” した画像は、本体の内部ストレージに保存されています。何らかの理由によってWindowsなどのパソコンへデータを移動(コピー)したい場合にはLightningケーブルを使って有線接続してしまうのが一番簡単です。

Androidスマートフォンでも同様のことができます。

Lightningケーブルの使い道

iPhoneの充電などに使われる “Lightningケーブル” は、充電だけでなくデータ転送にも使うことができます。

iPhoneは “iTunes” と呼ばれるパソコン向けソフトウェアを使うことが念頭にあるため、購入時に付属しているLightningケーブルは「Lightning←→USB」となっているものが同梱されています。

このため、USB側をWindowsなどのパソコンに挿せば、そのままデータ転送を行うことができます。ただし、Lightningケーブルは「断線しやすい」「壊れやすい」と言うように脆いので、頻繁に使うようであれば専用にケーブルを用意したほうが良いかもしれません。

また、iPhoneをWindowsなどのパソコンに接続すると、パソコン側からは “メディアデバイス” として認識されます。USBメモリーなどのような “外部ストレージ” では無いため、その取扱いは少し異なるので注意が必要です。

Anker ライトニングUSBケーブル A7101021
Anker ライトニングUSBケーブル A7101021
 

ファイルのやり取りを行う手順

パソコンにiPhoneが認識されない場合には、iTunesをインストールすると改善する場合があります。
  1. iPhone iPhoneのロックを解除しLightningケーブルで接続します。
    ロックを解除しないとその後の操作ができずに、パソコン側に「このフォルダーは空です。」と表示されてしまいます。

    iPhone→ロック

  2. iPhone “このコンピュータを信頼しますか?” や “このデバイスに写真やビデオへのアクセスを許可しますか?” などのダイアログが表示されたら、表示内容を確認し問題がなければ『信頼 / 許可』をタップします。
    誤って『信頼しない / 許可しない』などをタップした場合には、設定→一般→リセットより『位置情報とプライバシーをリセット』でリセットできます。

    iPhone→Windows 10 パソコンと接続→このデバイスに写真やビデオへのアクセスを許可しますか?

  3. Win10 エクスプローラーの “PC” より『Apple iPhone』→『Internal Storage』とダブルクリックすると内部ストレージにアクセスできます。
    冒頭で表示されたダイアログの通り、パソコンからアクセスできるのは “写真(画像)” や “動画” のみです。ちなみに、画像ファイルは以下に保存されています。

    Internal Storage\DCIM\100APPLE
    

    Windows 10→エクスプローラー→PC→Apple iPhone→Internal Storage

iPhoneとパソコンを接続してファイルのやり取りを行うやり方は以上です。

注意点として、iPhoneからWindows10パソコンへデータをコピー(移動)することは可能ですが、Windows10パソコンからiPhoneへデータをコピー(移動)させることはできませんでした。このため、パソコンからiPhoneへデータを移動させるにはiTunesを使う必要があるようです。

WindowsでiTunesを使う方法
iPhoneにはデータのバックアップや音楽・動画などを連係するためのパソコン向けソフトウェア[iTunes]があります。Windowsでも使うことができるので[iPhone]x[Windows]の組み合わせで使っている場合はインストールして...