Excelでセルに入力できるデータを制限する方法

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不特定多数の人が入力するような場合、入力できる値をリストから選択できるようにしておくと、入力データの「ミス」や「表記ゆれ」を防ぐことができます。

データの入力規則

作成したファイルに対して自分以外の誰かに入力をしてもらうことがありますが、人によって入力の仕方が異なる場合も多く、その違いが後々に困ることがあります。

Excelにはデータの入力規則と呼ばれる機能があり、セルに入力できるデータを指定しドロップダウン(プルダウン)などから選択させることができるようになっています。

どんなにルールを定めてもミスなどが発生する可能性をゼロにはできないので、いくつかの候補から選択できる場合には設定しておくと良いでしょう。

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データの入力規則を設定する手順

  1. 対象のセルを選択します。

    Windows 10→Excel

  2. リボンの “データ” より『データの入力規則』をクリックします。

    Windows 10→Excel→データ

  3. データの入力規則の “設定” より『(入力値の種類)リスト』『(元の値)』を入力しOKをクリックします。
    元の値は、入力値の候補をカンマ区切りで入力します。

    Windows 10→Excel→データの入力規則

  4. 対象のセルに “元の値のリスト(ドロップダウン)” が表示されます。

    Windows 10→Excel→データの入力規則

データの入力規則を設定するやり方は以上です。

元の値に指定したデータ以外を入力しようとするとエラーが表示されるので、ミスを防ぐことができます。