WindowsとAndroidスマホをUSB接続してファイルをやり取りする方法

デスクトップ Windows

Androidスマートフォンのカメラで撮影した写真(画像)は本体の内部ストレージ(またはSDカード)へ保存されますが、そのままだと紛失等をした際に写真(画像)がなくなってしまうので、USBケーブルを使ってパソコンなどへコピーしておくとよいでしょう。また、逆にパソコンに保存されている音楽や動画をスマートフォンへコピーすることもできます。

Macでも同様のことができます。
iPhoneでも同様のことができます。

接続に使うUSBケーブルは?

Androidスマートフォンとパソコンを接続するための “USBケーブル” は2種類あります。

1つは “USB Type-C” のケーブルで、比較的に新しいAndroidスマートフォン(Xperia Xシリーズなど)に採用されています。もう1つは “Micro USBケーブル” で、USB Type-Cで無ければMicro USBが使われていることが多いです。

また、USBケーブルには「データ通信可能なケーブル」と「充電のみが可能なケーブル(通信は不可)」の2種類があるので注意してください。

Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブル (0.9m グレー) Galaxy S8 / S8+、MacBook、Xperia XZ対応
Anker USB-C & USB-A 3.0 ケーブル
 

Anker 高耐久ナイロン Micro USBケーブル
Anker Micro USBケーブル
 

USB接続でファイルのやり取りを行う手順

昨今のAndroidスマートフォン(Xperiaなど)をパソコンにUSB接続すると “外部ストレージ” ではなく “メディアデバイス” として認識されることが多くなったので、USBメモリー等とは少々違った扱いとなりますが、スマートフォン内部の写真(画像)データを簡単にコピー(または移動)させることができます。

ケーブルで接続する

  1. スマートフォンの画面ロック(パターンやパスワードなど)を解除します。
    ロックされていると “このフォルダーは空です。” と表示されてしまうので注意してください。また、ファイル転送の途中でロックされるとフリーズ(応答なし)したようになってしまうことがあるので注意してください。

    Android 11→ホーム画面

  2. 、AndroidスマートフォンをパソコンとUSBケーブルで接続します。

    Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブル (0.9m グレー) Galaxy S8 / S8+、MacBook、Xperia XZ対応
    Anker USB-C & USB-A 3.0 ケーブル
     

    Anker 高耐久ナイロン Micro USBケーブル
    Anker Micro USBケーブル
     

  3. 通知領域より『Androidシステム(「このデバイスをUSBで充電中」など)』をタップします。
    機種やバージョンによって表示されない場合には、設定よりUSB設定を変更します。

    Android 11→通知領域→Androidシステム

  4. 表示されたダイアログより『ファイル転送』を選択します。
    選択を間違えると “このフォルダーは空です。” と表示される場合があるので注意してください。

    Android 11→設定→接続済みのデバイス→USB

パソコンから操作

  1. パソコンにおいて、エクスプローラーの “PC” より、『接続したスマートフォン名』をダブルクリックします。

    Windows 10→エクスプローラー→PC

  2. スマートフォンの『内部ストレージ』『(あれば)microSDカード』が表示されます。
    カメラで撮影した写真(画像)の保存場所は、DCIMフォルダであることが多いです。

    Windows 10→エクスプローラー→PC→Androidデバイス

USB接続でファイルのやり取りを行うやり方は以上です。

表示されない場合には「USBデバッグをオンにする」ことで表示されたと言う報告もあるので試してみると良いでしょう。

USB接続では、パソコンのデータをスマートフォン内にコピー&移動することもできるので、パソコンを経由させることで「古いスマートフォンから新しいスマートフォンへデータを移動させる」と言ったことも可能です。

やり方は、パソコンに保存されている音楽や動画、画像などのファイルをスマートフォン側のウィンドウにコピーすれば良いだけです。保存する場所は『どこでも』よく、任意の場所に保存すればスマートフォン側で自動的に認識し “動画再生アプリ” や “アルバムアプリ” に “ミュージックアプリ” などから視聴することができます。

いちいちパソコンとUSB接続するのが面倒であれば、ネットワーク上でファイル共有したり、OneDriveなどのクラウドを使用すると便利でオススメです。