エックスサーバーはWordPressの運用がすこぶる快適

データセンター Webサイト管理

XSERVER(エックスサーバー)に乗り換えてから1週間がたちました。VALUE-SERVERから乗り換えて非常に快適で満足しています。特にWordPressの運用がすこぶる快適になったのが非常に良いです。

WordPressを快適に運用するには

WordPressは非常に優秀なCMSですが、動的にページを生成する性質上、記事数やアクセス数が多くなるとレスポンスが悪くなるデメリットがあります。
当サイトもおかげさまで記事数も増えてきて、たくさんの方に見てもらえているので環境改善の為に様々な施策をしていましたが、エックスサーバー に乗り換えたことで簡略化できたので紹介したいと思います。

これまでにやっていた試作

エックスサーバー を使うまではVALUE-SERVERを使用していました。VALUE-SERVERは価格が安くWordPressでブログを始めたいと言う人には良いサーバーです。ただ、あくまでも導入初期には良いんですがWordPressはサーバー負荷が高くアクセス数が増えてくるとサーバーが耐えられ無くなってしまいレスポンスに影響が出てしまいます。
そこで、サーバー負荷対策、レスポンス対策の為に様々な施策を行いました。

ブラウザキャッシュを有効にする

ブラウザキャッシュを有効にするやり方は以下を参照してください。

ブラウザキャッシュを有効にする方法【PageSpeed Insights対応】
PageSpeed Insightsの提案として良く見かける『ブラウザのキャッシュを活用する』に対処する方法をまとめます。

圧縮を有効にする

圧縮を有効にするやり方は以下を参照してください。

圧縮を有効にする方法【PageSpeed Insights対応】
PageSpeed Insightsの提案として良く見かける『圧縮を有効にする』に対処する方法をまとめます。

WordPressプイラグイン「W3 Total Cache」の導入

「W3 Total Cache」はページやDBクエリをキャッシュし表示速度を高速化するプラグインです。キャッシュ系プラグインは設定が難しくできれば使いたくないんですが、レスポンスの悪さを補うためには必要と導入していました。
設定に関しては、あまり深入りせずに最低限の設定に留めています。

  • ページキャッシュ(Page cache)を有効化
  • データベースキャシュ(Database Cache)を有効化

Google Developersが提供するWebサービス“PageSpeed Insights”にて提案される「サーバーの応答時間を短縮する」に対して有効な手段です。

ブラウザキャッシュは.htaccessで設定しているのでプラグインでは有効化していません。

WordPressプイラグイン「Autoptimize」の導入

「Autoptimize」はJavascriptやCSSを結合・最適化してくれるプラグインです。このプラグインも設定が難しくできれば使いたくないのですが、レスポンスの悪さを改善するためには必要と導入していました。

  • Optimize JavaScript Code? → チェック
  • Optimize CSS Code? → チェック

Google Developersが提供するWebサービス“PageSpeed Insights”にて提案される「スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する」に対して有効な手段です。

XSERVER(エックスサーバー)で導入した試作

エックスサーバー への移行を決定づけたのが「mod_pagespeed」が導入されているところでした。「mod_pagespeed」はGoogle社により開発された拡張モジュールで、有効にするだけでWebサイトの表示速度を向上させる効果があります。

「mod_pagespeed」を有効にする

「mod_pagespeed」を有効にするのは非常に簡単で、XSERVERのサーバーパネルにログインして設定をオンにするだけです。

  1. XSERVERのサーバーパネルより「mod_pagespeed設定」をクリックします。
    XSERVER「mod_pagespeed設定」

  2. mod_pagespeed設定より“現在の設定”がONでなければ「ONにする」をクリックします。
    XSERVER「mod_pagespeed設定→ON」

  3. 以上で終了です。

“mod_pagespeed設定”をオンにすると.htaccessに「ModPagespeed On」が追記されます。そのため、誤って削除してしまうと“mod_pagespeed設定”がオフになってしまうので.htaccessの編集には注意してください。

これまでにやっていた試作はすべて解除

「mod_pagespeed」を有効にしたことで、これまでにやっていた以下の試作はすべて解除しても問題がありませんでした。

  • ブラウザキャッシュを有効にする
  • 圧縮を有効にする
  • WordPressプイラグイン「W3 Total Cache」の導入
  • WordPressプイラグイン「Autoptimize」の導入

特にWordPressプイラグイン「W3 Total Cache」は「mod_pagespeed」と同じ機能であり「mod_pagespeed」がすべて賄ってくれるので有効にしないほうが良いみたいです。

WordPressでWebサイトを運用したいならXSERVERがオススメ

「mod_pagespeed」が導入されているエックスサーバー を使用するとWordPressの運用が非常に簡単にできるようになります。特にWordPressプイラグイン「W3 Total Cache」を使わなくてもよくなったのは運用が楽になりました。キャッシュ系のプラグインは扱いが非常に難しいので無効にできるのであればそれに越したことはありません。
なのでWordPressでWebサイトを運用を考えている方にはエックスサーバー がオススメです。

また、「WordPressのインストールができない」、「WordPressのインストールが不安だ」と言う方はWordPress専用サーバーの使用をオススメします。

独自ドメインが無料で貰える「ドメインプレゼントキャンペーン」

サーバーを契約すると独自ドメインを1つ無料で取得することのできるキャンペーンも開催していることがあります。キャンペーンは期間が決まっているのでお早めに公式サイトで確認してみてください。
また、キャンペーン貰えるドメインを取得してみたので「XSERVERを契約すると貰える独自ドメインをようやく決めました」もご覧ください。

まとめ

私は当初安いサーバーをレンタルしていました。その後、サイトの成長に合わせてサーバーを乗り換えてきましたが、サーバーを乗り換えると「初期費用」がかかるため結構な負担になりました。
それであれば、最初からエックスサーバー などの高機能なサーバーをレンタルしておいたほうが安上がりでした。
エックスサーバー は上位プランへのプラン変更も簡単に行えるので、よほどの高負荷でない限りは最安値のプランで様子を見ても問題は無いと思います。

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