エックスサーバーでWebサイトをSSL化する手順のメモ書き

データセンター Webサイト管理

今話題のSSLに当サイトも対応させようかと思い、エックスサーバーのCoreSSL/SNI SSL(ネームベース)に申し込みSSL化をやってみました。

当サイトのSSL化ですが、記事に掲載しているアフェリエイトがSSLに対応しておらず警告が表示されてしまうため、現時点では見送ることにしました。
しかし、せっかくhttpsでの接続ができるところまで構築したので記事としては残しておこうと思います。

SSLとは?

インターネット上での通信を暗号化する為の技術です。インターネットショッピングなど個人情報を入力するようなサイトではSSL化されていないと入力したデータが暗号化されずに通信されてしまい、第三者によるデータの盗聴や改ざんなどの恐れがあります。

WebサイトをSSL化する必要性は?

GoogleはWebサイトのSSL化を推奨しておりSSL化したサイトが検索結果で有利になると話題になりました。WebサイトをSSL化することでどの程度順位に影響が出るかはわかりませんが、可能であれば対応したほうが良いでしょう。

WebサイトをSSL化する方法

エックスサーバー では期間限定で CoreSSL/SNI SSL(ネームベース) が1年間無料で使用できるキャンペーンを行っていましたので、これ幸いと早速申し込んでみました。

キャンペーンは昨年の末に終了する予定でしたが 2016年3月31日 まで延長されたのでサイトのSSL化を検討している人は良いチャンスかもしれません。

メールアドレスの作成

SSL新規取得申請を行う際に認証が必要になります。認証方法は DNS認証メール認証 の2つがあり、他社で取得したドメインはDNS認証が難しいようなのでメール認証を選択することをオススメします。

また、メール認証の場合「admin@domain」「administrator@domain」「hostmaster@domain」「postmaster@domain」「webmaster@domain」などの決まったメールアドレス(domainの部分はSSLを申請するドメイン)が必要となるのであらかじめ作成しておきます。

取得申請

申し込み時に取得申請も同時にできますが、httpsで使用するドメインを取得していなかったので申し込みだけした状態でした。そのため、SSLを使用するためには 取得申請 を行う必要があります。

  1. インフォパネル」へアクセスし ご契約一覧SSL証明書 より CoreSSL/SNI SSL(ネームベース)取得申請 をクリックします。

    XSERVER「SSL取得申請」

  2. SSL新規取得申請より 必要事項 を入力し SSL登録者情報入力へ進む をクリックします。

    XSERVER「SSL取得申請→新規取得申請」」

    コモンネームが悩みどころでしたが、wwwあり で申請しました。原則的にwwwなしで運用するつもりですが、wwwありでアクセスされた際にきちんとリダイレクトをしたかったのでwwwありでもSSL接続できるようにしています。
    一度設定すると後から変更できないようなのでよく考えて設定することをオススメします。

  3. 次にSSLご登録担当者情報に 必要事項 の入力と 認証方法 を選択し SSL新規取得申請を行う をクリックします。

    XSERVER「SSL取得申請→新規取得申請→SSLご登録担当者」

  4. 確認画面を経て新規取得申請が完了します。

    XSERVER「SSL取得申請→必要事項入力→完了」

取得申請は以上です。

メール認証

認証方法でメール認証を選択すると選択したメールアドレス宛にメールが届きます。

  1. メールに記載された URL へアクセスします。

    CoreSSL「メール認証用メール」

  2. ブラウザが起動したらメールに記載された Validation code を入力し Next をクリックします。

    CoreSSL「Validation code」

  3. Thank you と表示されれば完了です。

    CoreSSL「Validation code」

メール認証は以上です。

エックスサーバーで確認

認証まで終わるとエックスサーバー側で 申請中 となります。

XSERVER「SSL申請→申請中」

しばらくすると 申請中 が 利用期限(YYYY-MM-DD) へ変わり申請が完了となります。

XSERVER「SSL申請→完了」

申請が完了し、しばらくすると https にてアクセスができるようになっています。

まとめ

とりあえず、httpsでアクセスできる状態まで作ることが出来ました。あとはWordPressを移行させれば完了となります。WordPressの移行以下を参照してください。

WordPressのサーバー移転に関する備忘録
自分の管理しているサイトの一部をサーバー移転したんですが、その際にハマった部分があったので備忘録として残しておきます。
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