無料で使い勝手のよいレンタルサーバー『XREA』がアップグレードしサーバー容量を1GBに増量したことからWordPressが使いやすくなりましたのでインストールしてみました。
XREAとは?
無料で使用することができるレンタルサーバーです。有料のサーバーもありますが無料サーバーでも充分に使える性能がありオススメです。
これまではサーバー容量が50MBまでとかなり小規模なサイトしか運営できませんでしたが、新規登録に限り1GBまで容量が増えたのでWordPressのインストールも簡単に行えるようになりました。
しかし、無料サーバーであるがゆえに自動的に広告が挿入される仕組みであるためWordPressのインストールには少々コツが必要です。
WordPressのインストール
データベースの追加
WordPressはデータベースに『MySQL』を使用するので追加します。
- XREAの管理画面にアクセス(登録時のメールにURLが記載されています)し、管理メニューより『データベース』をクリックします。
- データベースの “MySQLの追加” より『選択』欄にチェックを付け『任意のパスワード』を入力したら文字コードは『UNICODE』を選択し『作成』をクリックします。
データベース追加のやり方は以上です。
CGIインストール
- 管理メニューの “CGIインストール” をクリックし表示された画面にてWordPress欄の “設置場所・パス” に『x/wp』と入力し『インストール』をクリックします。
XREAの無料サーバーで表示される広告は自動挿入ですが、“x” ディレクトリ配下のページには表示されないルールがあります。そのため、Wordpressのプログラムは広告の自動挿入対象外になるようにします。
この場合だと管理画面には広告が表示されないことになりますが管理画面は限られたユーザーしかアクセスしないため広告費表示でも黙認されています。 - ブラウザより『http:/[インストール済みサーバー]/x/wp/』にアクセスし “Wordpressにようこそ” が表示されたら『さあ、始めましょう!』をクリックします。
- 先に作成したデータベースの情報(DB/ユーザー名は『ID』、パスワードは『作成時に入力したもの』、データベースのホスト名は『localhost』)を入力し『送信』をクリックします。
テーブル接頭辞は1つのデータベースに対して複数のWordPressをインストールする場合に変更します。それ以外の場合にはデフォルトのままで良いでしょう。
- 確認画面が表示されるのでインストールを進めて問題が無いのであれば『インストール実行』をクリックします。
- “ようこそ” が表示されたら『作成するブログ』の情報を入力し『WordPressをインストール』をクリックします。
- “成功しました!” と表示されたら完了です。『ログイン』をクリックするとログイン画面が表示されます。
初期設定
このままだとブログのトップページが “http:/[インストール済みサーバー]/x/wp/” となってしまいますので、サーバーのルート『http:/[インストール済みサーバー]/』に表示されるように変更します。
- インストールしたWordPressにログインし『設定→一般』をクリックしたら “サイトアドレス(URL)” を『サーバーのルート(http:/[インストール済みサーバー]/)』に変更したら『変更を保存』をクリックします。
“WordPressアドレス(URL)” 欄を変更すると正常に動作しなくなるので注意してください。
- FTPクライアントなどからサーバーへアクセスしファイル『/public_html/x/wp/index.php』をダウンロードします。
- ダウンロードした『index.php』を以下のように変更します。
変更前:require( dirname( __FILE__ ) . '/wp-blog-header.php' ); 変更後:require( dirname( __FILE__ ) . '/x/wp/wp-blog-header.php' );
- FTPクライアントなどからサーバーへアクセスしファイル『index.php』を『/public_html/』へアップロードします。
- ブラウザからサーバーのルート『http:/[インストール済みサーバー]/』にアクセスしブログが表示されることを確認します。
初期設定のやり方は以上です。
まとめ
これで、ブログ画面では広告が表示されWordPressの管理画面では広告が非表示にすることができました。ブログ画面の広告はルールに従えば移動させることも可能なのでテーマを修正してみると良いでしょう。