Visual Studioの一部として提供されていた Visual Studio Emulator for Android がスタンドアロン(単体)でも動作するとのことなのでWindows 10へインストールしてみました。
Visual Studio Emulator for Androidとは?
Microsoftが提供する開発者向けの Androidエミュレーター で、Windowsパソコン上でAndroidアプリのテストなどを行うために使用します。
従来は Visual Studio の一部として提供されていましたが、スタンドアロンのソフトウェアとなりインストールが楽になったのはもちろん Android Studio や Eclipseなど他の開発環境とも連携も可能になっているとのことです。
インストール方法
Visual Studio Emulator for Androidは Hyper-V上で仮想マシンとして動作 するのでWindowsパソコンでHyper-Vを有効にしなければなりません。
事前準備
Hyper-Vを有効化にすると 必要な変更を完了できませんでした。(エラーコード:0x80071A90) とエラーが発生する場合があります。
原因は様々あるようですが私の場合はウィルス対策ソフトである avast!(アバスト)を無効にした ところ無事にインストールすることができたので、エラーが発生するようであればウィルス対策ソフトを無効にします。
Hyper-Vの有効化
- コントロールパネルより プログラムと機能 をダブルクリックします。
- プログラムと機能より左サイドメニューより Windowsの機能の有効化または無効化 をクリックします。
- ダイアログでWindowsの機能の一覧が表示されるので Hyper-V にチェックし OK をクリックします。
- 再起動を要求されたらパソコンを再起動します。
Hyper-Vの有効化は以上です。
Visual Studio Emulator for Androidのダウンロード
Visual Studio Emulator for Androidのダウンロードは以上です。
Visual Studio Emulator for Androidのインストール
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストーラーが起動するので Install をクリックします。
- しばらくするとインストールが完了するので Close をクリックします。
- パソコンを再起動します。
再起動をしないでVisual Studio Emulator for Androidを実行した場合、エラー(権限が無いなど)が発生してエミュレーターが起動しないことがあるので注意してください。
Visual Studio Emulator for Androidのインストールは以上です。
起動方法
Visual Studio Emulator for Androidの起動は以上です。
まとめ
Android Studioのエミュレーターより高速で動作するとの触れ込みでしたがびっくりするほどではなかったです。もちろん、パソコンのスペックによるところが大きいと思います。
Android Studioのエミュレーターが重くて我慢ならんと言う人は一度試してみると良いかもしれません。