Androidアプリを作成するにはGoogleが提供する開発環境 “Android Studio” を用いるのが一般的です。このAndroid Studioは “3.0” よりJava以外の言語としてKotlinがサポートされました。
Android Studioとは?
Androidスマートフォンなどで動作するAndroidアプリを作成するためのIDE(統合開発環境)です。以前はEclipseが使われていましたが、現在ではIntelliJ IDEAがベースとなった専用の開発環境となっています。
Android Studioに “エディタ” はもちろん “デバッガ” などAndroidアプリの作成に必要なツールが含まれているので、ダウンロード&インストールすれば、アプリの開発を始めることができます。
インストールは、WindowsだけでなくMacやLinuxでも可能ですが、今回はWindows 10にインストールしてみました。
インストールする手順
- Webブラウザより Android Developers にアクセスし『ANDROID STUDIOをダウンロード』をクリックしてインストーラーをダウンロードします。
比較的にダウロードサイズが大きい(約900MBから1GB程度)ので通信環境に注意してください。
- インストーラーを実行し表示内容に従って『Next』をクリックし進めます。
- 問題が無ければ『Install』をクリックします。
- インストールが終了したら『Next』をクリックします。
- 最後に『Finish』をクリックします。
インストールのやり方は以上です。
Android Studioは英語のソフトウェアなので、必要に応じて日本語化することもできます。
ただし、インターネットや書籍などを参考にアプリ開発を行っている場合、画面の表記が異なってしまう事があるので、場合によっては日本語化せずに英語のまま使用した方が良いこともあります。
日本語化する手順
- Webブラウザより Pleiades にアクセスし “Pleiadesプラグイン” をダウンロードします。
- Pleiadesプラグインを実行し『選択』をクリックします。
- Android Studioのインストールフォルダーより “実行ファイル(studio.exe/studio64.exe)” を選択します。
C:¥Program Files¥Android¥Android Studio¥bin¥
- 表示内容を確認し問題が無ければ『日本語化する』をクリックします。
- 最後に『終了』をクリックします。
日本語化するやり方は以上です。
初期設定する手順
- Android Studioを起動すると過去のバージョンをインポートするか問われるので任意に選択します。
今回はインポートせず初期設定を行うため『Do not import settings』を選択しました。
- Android Studio Setup Wizardより『Next』をクリックします。
- Install Typeを選択し『Next』をクリックします。
今回は『Custom』を選択しました。
- Select UI Themeを好みで選択し『Next』をクリックします。
- SDK Components Setupを任意に選択し『Next』をクリックします。
- Emulator settingsを任意に設定し『Next』をクリックします。
- Verify Settingsより内容を確認し問題が無ければ『Finish』をクリックします。
- Downloading Componentsより『Finish』をクリックします。
初期設定するやり方は以上です。
これでAndroidアプリの開発環境が整いました。あとはプロジェクトを作成しプログラムを実装していけばアプリが完成するでしょう。