Wordは横書きが基本ですが、これを縦書きにすることができます。また、縦書きにすると数字などが横倒しになることがありますが、これは設定で縦に戻すことが可能です。
Wordで縦書き
日本では「文字を縦に書く」と言う文化があり、縦書きされた文章を見る機会は多々あります。
横書きが基本のWordですが、比較的に簡単な操作で縦書きにすることが可能です。ただ、数字などが横倒しのままになってしまう事もあり、完全な縦書きにするには手間が必要になります。
少し煩雑ではありますが、手間をかければ奇麗な縦書き文書を作ることができます。
縦書きに変更する手順
- リボンの “レイアウト” より『文字列の方向』をクリックします。
- メニューより『縦書き』を選択します。
縦書きに変更するやり方は以上です。
縦書きに変更すると用紙の向き（印刷の向き）も横になりますが、任意に縦へ戻すこともできます。
用紙を縦にする手順
- リボンの “レイアウト” より『印刷の向き』をクリックします。
- メニューより『縦』を選択します。
用紙を縦にするやり方は以上です。
漢字など全角の文字だけであれば問題なく縦書きが可能ですが、半角の英数字などは横倒しになるので、これを変換する必要があります。
横倒し文字を縦にする手順
横倒しになった文字を縦にするには桁数に応じた操作が必要になります。
1桁の場合
文字種を全角にします。
- 対象の文字を選択します。
マウスでドラッグ（クリックしたまま動かす）すると選択できます。
- リボンの “ホーム” より『Aa（文字種の変換）』をクリックします。
- メニューより『全角』を選択します。
2桁以上の場合
拡張書式の縦中横を使います。
- 対象の文字を選択します。
マウスでドラッグ（クリックしたまま動かす）すると選択できます。
- リボンの “ホーム” より『←A→（拡張書式）』をクリックします。
- メニューより『縦中横』を選択します。
- 縦中横より問題が無ければOKをクリックします。
複数の同じ文字列に適用するにはすべて適用をクリックします。
横倒し文字を縦にするやり方は以上です。
手間がかかるので大規模な文章には向かないかもしれませんが、数枚であれば1つ1つ修正していけば奇麗な縦書き文章を作ることができるでしょう。
