Wordで文書を作成する際、デフォルトでは用紙全体を使って文書を記述していきますが、1枚の用紙を2列・3列と区切って記述することもできます。
段組みとは?
1枚の用紙に対して文書を記述する際には1つの文章に端から端までを使うのが一般的ですが、用紙を2列・3列と区切って記述する場合もあります。
文章の量や図・表などの都合であったり、1枚の用紙に可能な限り沢山の情報を詰め込みたいときなどに使われる手法ですが、これを段組みと呼びます。
特別なソフトを使うように思われがちですが、Wordなどでも簡単にせってすることもできます。また、冒頭(タイトルなど)は段組みから外し2行目などから段組みにすることもできます。

Microsoft Office Personal 2021
段組みする手順
- タイトル行などを段組みから外す場合、カーソルを段組みを始める位置に置きます。
全体を段組みの対象とする場合には不要です。
- リボンの “レイアウト” より『段組み』をクリックします。
- 表示されたメニューより『段組みの詳細設定』を選択します。
全体を対象とする場合には他の項目から選んでも問題ありません。
- 段組みより “種類” や “設定対象” などを必要に応じて選択し問題が無ければ『OK』をクリックします。
タイトル行などを段組みから外す場合には “設定対象” に『これ以降』を選択します。
段組みするやり方は以上です。
一般的には使われることは少ないかもしれませんが、大学で論文などを書く機会があると目にすることがあるので、覚えておくと便利かもしれません。