Speed Wi-Fi HOME L01で使用するWiMAX2+では “ハイスピードモード” と “ハイスピードプラスエリアモード” の2つのモードから選択することができます。しかし、“ハイスピードプラスエリアモード” は別途追加料金が必要になるので、切り替わってしまわないように制限することができるようになっています。
2つのモードの違い
前述したようにWiMAX2+では “ハイスピードモード” と “ハイスピードプラスエリアモード” を切り替えて使用することができます。
ハイスピードモードとは、WiMAX2+回線を用いてインターネット通信を行うモードを指しており、Speed Wi-Fi HOME L01におけるノーマルの接続状態となります。それに対してハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAX2+の電波が入らない時などにau 4G LTEを使用してインターネット通信を行うモードを指しています。
ハイスピードプラスエリアモードの弱点
一見すると良さそうなモードですが、ハイスピードプラスエリアモードは利用すると追加料金が発生します。また、通信制限がハイスピードモードと比べて厳しくなっており、通信量が7GBを超えると通信速度が128Kbpsと制限されてしまいます。
ハイスピードプラスエリアモードで通信制限が発生するとハイスピードモードも道連れとなってしまい、モードを切り替えても通信速度が128Kbpsとなってしまうので注意が必要でしょう。
モバイルWi-Fiルーターなど外出中に使用する際に「WiMAX2+が使えないが、どうしてもメールが送りたい」などと言う場合には有効ですが、Speed Wi-Fi HOME L01のようなホームルーターではWiMAX2+のエリア内に設置し原則的に動かすことが無いので、ハイスピードプラスエリアモードを使用することはほとんど無いでしょう。しかし、誤操作によって切り替わってしまう事も考えられるので無効にしておくと良いです。

ハイスピードプラスエリアモードを無効にする手順
- ブラウザより管理画面にログインします。
参考 Speed Wi-Fi HOME L01の “管理画面” にログインする方法ログインに必要な “ユーザー名” と “パスワード” の初期値は、本体の底面に記載されています。 - 設定タブにある “WAN設定>基本設定” より『ハイスピードプラスエリアモード規制』をオンにします。
念のため “通信モード設定” がハイスピードであることを確認しておきましょう。
- 最後に『適用』をクリックすれば完了です。
ハイスピードプラスエリアモードを無効にするやり方は以上です。
追加料金が発生する以上、勝手に切り替わることは無いようですが、本体に備わっているボタンを押すことで切り替えをすることができてしまいます。そのため、誤操作によって切り替わってしまわないようによく確認の上で適切に設定しておきましょう。