Wi-Fi(無線LAN)による接続が増えてきた昨今でも、少し古いデバイスではLANケーブルを用いた[有線LAN]による接続しか対応していない場合があります。Wi-FiルーターまでLANケーブルを配線するのが困難であれば「Wi-Fiを有線LANに変換」する[イーサネットコンバーター]を使うと良いでしょう。
イーサネットコンバーターとは?
メーカーによって名称が異なる場合もありますが、冒頭に記載したとおり「Wi-Fiを有線LANに変換」する機器を指します。
Wi-Fi(無線LAN)の黎明期から少なからず専用の製品が販売されていましたが、需要が少ない為か数は多くありませんでした。しかし、昨今ではWi-Fiが増えたことによる需要の増加か[中継器]や[子機(Wi-Fiアダプター)]の機能として有線LANによる接続もできる製品が増えています。
このため、テレビやゲーム機をはじめ一部のデスクトップパソコン等、Wi-Fi接続に対応しておらず有線LANによる接続しかできないデバイスをWi-Fiに接続することができます。
イーサネットコンバーター対応の機器
数多くの製品が発売されており「どれを選べば良いか?」と迷うところですが、基本的には使用しているWi-Fiルーターと同じメーカーを選択するのがオススメです。
中継器
中継器とは、受信したWi-Fiの電波を改めて発信するための機器で、電波の届かない場所へエリアを広げることができます。
子機(Wi-Fiアダプター)
中継の機能が不要であれば、数は少ないですが子機(Wi-Fiアダプター)タイプの製品が良いでしょう。
この製品は、USBから電源供給されるので、テレビなど「電源供給可能なUSB」を持つデバイスに適しています。
昨今では光回線を使わずに[テザリング]や[モバイルWi-Fiルーター]などでインターネットへ接続している人も多いかもしれません。
これらの機器は有線LANポートを持たない場合が多いので、イーサネットコンバーターを使うと便利でしょう。