年賀状の季節になると書店に作成のためのソフトウェアやイラストがセットになった書籍が平積みされるようになります。ただ、わざわざお金を支払って購入しなくても、郵便局が無料のソフトウェア “はがきデザインキット” を提供しています。
はがきデザインキットとは?
はがきデザインキットは、毎年11月頃に翌年の “干支” にあわせてリニューアルされ、2021年は11月01日にはがきデザインキット2022の提供が開始されました。
無料と言えども、デザインテンプレートも沢山あるので、好みの年賀状を作ることができるでしょう。また、はがきの裏表を両方印刷する機能が備わっているので、住所録を登録すれば宛名印刷も簡単に行うことができます。
ただ、2021まであった[インストール版]は無くなり、ウェブ版(Web版)とスマホアプリ版のみとなってしまったので、パソコン上で使いたい場合にはムック本などを購入する方が使い勝手が良いかもしれません。

年賀状DVD-ROM 2022 (インプレス年賀状ムック) ムック – 2021/10/6
インストール版は[Adobe Air]を使用しており、これがサポート終了となったため提供されなくなったと思われます。
はがきデザインキット2022の使いかた
今回はウェブ版(Web版)を例とします。
年賀状を作る
- Webブラウザより[はがきデザインキット2022]へアクセスします。
- はがきデザインキット2022より【はがきデザインキットウェブ版を使う】を選択します。
- はがきデザインキット[ウェブ版]より【年賀状をつくる】を選択します。
- 画面の指示に従って[デザインを選択][デザインの編集]をし[確認]より【保存する】を選択します。
そのまま注文することも可能ですが、保存することで[自宅プリント][コンビニプリント]を選択できます。
保存したデザインは[マイデザイン]より編集することができます。
保存したデザインをプリントする
はがきデザインキット2022の使いかたは以上です。
宛名印刷の住所録を別のアドレス帳から移行するのにはCSVファイルを使って行うことができます。

スマホに登録された連絡先をCSVで出力する方法
スマートフォンの連絡先(電話帳)には、氏名や電話番号の他に “住所” も登録しています。年賀状の宛名印刷を行うために「氏名と住所のリスト」が必要となったので、連絡先(電話帳)からCSVにエクスポートしてみました。