「パケットを使いすぎた」「ギガが足りない」と言った場合など、モバイルデータ通信でデータ通信量を使いすぎると通信速度の制限(通信制限)が行われ、速度が極端に遅くなります。何らかの理由によって解除できない場合には、可能な限り快適に通信できるようにしてみましょう。
通信速度が制限された
スマートフォンなどで使われているモバイルデータ通信では、一定のデータ通信量を使用すると通信速度が極端に遅くなる通信制限が行われます。
通信制限時には一定金額を支払って「データ通信量を購入」すれば通信制限を解除することができますが、月末に通信速度が制限されてしまうと1日2日の為にデータ通信量を購入するのは少々もったいないと感じる場合もあるでしょう。
1日2日を我慢すれば良いだけであれば、スマートフォンの設定を変更してみると少しは快適に通信できるかもしれません。
通信制限を解除せずに快適に使うには?
バックグラウンド通信を抑制する
iPhoneやAndroidスマートフォンは、アプリ等を使って無い時でも通信が行われています。これをバックグラウンド通信と呼びますが、数多くのアプリがダウンロード&インストールされていると、それぞれのアプリが少しづつデータ通信を行ってしまい、場合によっては使いたいアプリのデータ通信ができなくなってしまう事があります。
スマートフォンには、バックグラウンド通信を「アプリごとにオフにする」と言うことができるようになっているので、不要なアプリはモバイルデータ通信を使わないよう設定してみると良いかもしれません。
参考 iPhoneでアプリ毎にモバイルデータ通信をオフにする方法
参考 Androidアプリによるバックグラウンドでのデータ通信量を節約する方法
データ通信量の少ないアプリを使う
一般的なアプリでは通信制限が行われていない状態での使用が理想ですが、使用するデータ通信量を抑えたアプリもあるので速度制限中に使うと良いかもしれません。
Wi-Fiを使う
自宅にインターネット回線が無い場合でも、街中には無料で使えるフリーWi-Fiスポットが溢れているので、それらを使ってインターネットデータ通信を行うのも良いでしょう。
自宅にインターネット回線がある場合にはWi-Fi環境を構築することができます。頻繁に通信制限が発生していたり、月の半ばなど早くから通信制限となってしまう場合には検討した方が良いでしょう。