MVNO(格安SIM)でSIMカードを契約する際には “音声対応SIM” や “データ通信SIM” に加え “SMS対応データ通信SIM” など通信の種類を選択するほか、SIMカードのサイズである “標準SIM” or “microSIM” or “nanoSIM” の3つを選択する必要があり「どれを選べば良いかわからない」と言う人も多いでしょう。
SIMカードの種類
MVNO(格安SIM)において「SIMカード」と一言で言っても複数種類が提供されています。大きく分けると “音声対応SIM” と “データ通信SIM” ですが、データ通信SIMの中でも “SMS対応データ通信SIM” があるため、全部で3タイプ存在しています。また、SIMカードには “標準SIM” or “microSIM” or “nanoSIM” と3つのサイズが用意されていることが多いので、それぞれの組み合わせによって合計で9種類のSIMカードが存在することになります。
SIMカードのサイズ
違いは大きさで nanoSIM < microSIM < 標準SIM の順に大きくなっていきます。このサイズは「スマートフォン本体によって決まる」ので、使用を予定している機種に対応したサイズを選ぶのがベストです。使用する機種を変更する際に対応するSIMカードのサイズが変更になることもありますが、SIMカードのサイズは申し込みによって変更することが可能です。
しかし、SIMカードのサイズ変更は有料であることが多いので、頻繁に交換するのはコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。そこで、SIMカードのサイズを変更するための “変換アダプター” が非公式ながら販売されています。この変換アダプターを使用すれば、一番小さなnanoSIMを契約するだけで汎用的に他のサイズに変換することができます。

音声対応SIM or データ通信SIM
SIMカードのサイズが決まれば使う通信の種類によってSIMカードを選択するだけとなります。これは大きく分けて “音声対応SIM” or “データ通信SIM” となるので「音声通話を使うか否か」で決めれば良いだけです。
次に “データ通信SIM” を選択する場合には “データ通信専用SIM” or “SMS対応データ通信SIM” を選ぶことになりますが、スマートフォンで使用する場合にはセルスタンバイ問題の対策としてSMS対応データ通信SIMの選択をお勧めします。