2018年9月の発売以降、長いこと “Pixel 3” を使ってきましたが「そろそろ新しいのを」と思い “Pixel 5a (5G)” への機種変更をしてみました。2021年8月の発売と同時に購入し1ヶ月ほど経過したので、レビューも兼ねて感じたメリットとデメリットを紹介します。
Pixel 5a (5G)とは?
2021年8月に発売したGoogleのスマートフォン “Pixel” シリーズで、末尾に “a” が付くAシリーズは価格重視の廉価版と言う位置づけです。
日本国内ではソフトバンクが取り扱っていますが、Google Storeから端末のみを購入することもできます。
表記は “Pixel 5a (5G)” だったり “Pixel 5a” だったりと違う場合がありますが、どちらも同じものです(4aは異なるので注意)。
メリット
コストパフォーマンス
前述したとおり、Aシリーズは価格重視の廉価版と言う位置づけでありPixel 5の下位モデルにあたりますが、基本性能に大きな差が無いにも関わらず価格は抑えられています。
Pixel 5a (5G) | Pixel 5 | |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.34インチ | 6.0インチ |
解像度 | 2400×1080 | 2340×1080 |
背面カメラ | 広角(12.2MP) 超広角(16MP) |
広角(12.2MP) 超広角(16MP) |
前面カメラ | 8MP | 8MP |
プロセッサー | Snapdragon 765G | Snapdragon 765G |
メモリー(RAM) | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
バッテリー容量 | 4680mAh | 4080mAh |
防塵・防水 | ○(IP67) | ○(IP68) |
ワイヤレス充電 | × | ○ |
イヤホンジャック | ○ | × |
サイズ | 156.2×73.2×8.8mm | 144.7×70.4×8.0mm |
重さ | 183g | 151g |
画面の大きさ
Pixel 5a (5G)では、ディスプレイにカメラの穴が開いたパンチホールが採用されています(これはPixel 4a以降に採用されています)。
個人的に好みでは無いため長いこと嫌厭してきましたが、実際に使用してみるとディスプレイが20:9の縦長であるためフルHD(16:9)などのコンテンツをフルスクリーンで表示しても被ることは無く気になりません。
フルスクリーンで無い場合はパンチホールの幅(縦幅)がステータスバーの幅となり一回り太くなりますが、前述したようにディスプレイは縦長なので、狭く感じることも無いです。
バッテリー容量
前述したスペック表からも見てわかるとおり、バッテリー容量が4680mAhと多い(大きい)ので持ちが良いです。
使用時間は使いかたによって異なるので何とも言えませんが、個人的には2日ぐらいは問題ないです。もちろん、バッテリーは使用するにしたがって劣化していくので、使用期間が長くなるにつれて短くなっていくでしょう。
また、バッテリー容量が多いことから逆に充電時間が長くなるかと思いきや、体感的では気になるほどではありません。
デメリット
横幅
手の大きさは人によって異なるため一概には言えませんが、個人的にはディスプレイサイズの大型化に比例してか横幅が少し大きめに感じます。
Pixel 3と比較しても少しの差しかないですが、Pixel 3のサイズが手に合っていただけに、この微妙な差が「持ちにくさ」につながってしまいます。
ただ、これは慣れやケースなどの問題もあるので、大きなデメリットでは無いかもしれません。
ケース・カバー
保護フィルムは主要メーカーから販売されている反面、ケース・カバーのアクセサリー類が極端に少ないのが残念です。
また、Pixel 3用が販売されていたメーカーからの販売が無かったりと、取り扱いメーカーが減っていることへの懸念があります。ただ、Google Storeで公式のアクセサリーも販売されているので、気に入ればそれを購入するのが良いでしょう。
ちなみに、個人的にはケースにストラップホールが欲しいので、今回は無難な製品を選んで購入しました。

