iPhoneでもAndroidスマートフォンでもアプリをダウンロード&インストールすれば同じような機能が使えますが、中には「iPhoneでしか使えない」「iPhoneだけで使える」と言った機能もあるので、スマートフォンを購入する際には注意が必要です。
スマートフォンの機能
iPhoneでもAndroidスマートフォンでもプリインストールされている機能の他に、アプリをダウンロード&インストールして機能を追加することができます。
ただ、iPhoneはプリインストールアプリが多く「デフォルトで使える機能」が多いので、「App Storeでアプリを探す」と言うことは少ないかもしれません。
しかし、デフォルトで使える機能の中には「iPhone同士しか使えない」「iPhoneとiPadでしか使えない」「iPhoneとMacでしか使えない」と言った場合もあるのが厄介なところです。
AirDrop
連絡先やファイル(写真など)をワイヤレスで送受信するAirDropは、AirDropに対応したデバイスでしか使うことができません。
2023年11月の現在でAirDropに対応しているのは、iPhoneをはじめiPadやMacと言ったApple製品のみであり、AndroidスマートフォンやWindowsなどとやり取りすることができません。
また、iOS17より連絡先の交換に特化したNameDropの機能も追加されています。
iMessage
Appleが提供するテキストメッセージサービスです。
対応するのはiPhoneをはじめiPadやMacと言ったApple製品のみです。メッセージの送受信にはメッセージアプリを使い、メッセージアプリはSMS/MMSも送受信できることから、「相手がiMessageじゃなくて困る」と言うことは少ないかもしれません(ただし、吹き出しの色が異なる)。
強いて言えば、SMS/MMSは料金が発生しますが、iMessageはデータ通信量のみでやり取りできます。
着信/消音スイッチ
2023年11月の現在ではiPhone 15 Proシリーズ以外に着信/消音スイッチが搭載されています(iPhone 15 Proシリーズはアクションボタン)。
いわゆるマナーモードを切り替えるための物理的なスイッチであり、本体の側面に備わっています。このスイッチを切り替えるだけなので[操作]も[見た目]もわかりやすいです。
ただ、物理スイッチであるため、ケースなどで覆っておかないと、何かにぶつかった拍子にスイッチが切り替わってしまうことがあります。
メールアプリ
Androidスマートフォンでも機種によっては[メール]アプリがプリインストールされていることがありますが、iPhoneのメールアプリはキャリアメール(ドコモメールなど)にも対応しています(Androidスマートフォンでは専用アプリを用いることが多い)。
このため、メールアプリを1つにまとめることができます。ただ、逆に「別々のアプリを使いたい」と言う場合には専用アプリが用意されていないことがあるので、自分でApp Storeなどから対応するアプリをダウンロード&インストールする必要があります。
また、「プロファイル」と呼ばれる仕組みによってメールの初期設定が完了するのもメリットでしょう。
連係機能
iPhoneをはじめiPadやMacと言ったApple製品との連係が強力です。
例えば、「MacからiPhoneのテザリング(インターネット共有)をオンにする」「iPhoneで見ていたWebサイトをiPadの大きな画面で見る」「MacにiPhoneの画面を表示する」などがあります。
逆に、「Androidスマートフォンでのみ使える機能」と言うのもあるので参考にしてみてください。
