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Macでデフォルトの保存先を変更する方法

MacBook Mac

Macでは新規作成したファイルなどを保存するとデフォルトの保存先が[iCloud]となっている場合があります。クラウドにアップロードされては困るファイルがある場合にはデフォルトの保存先を[ローカル(デスクトップなど)]に切り替えると良いでしょう。

iCloudで同期

AppleデバイスはiCloudを経由してデバイス間でデータの同期ができるのが売りの1つでもあります。

このためか、Macでファイルを新規作成するとデフォルトの保存先がiCloudになっており、意識していないとファイルがインターネット上に保存されてしまいます。もちろん、同じApple IDを設定したデバイス間でしか同期されませんが、それでも「インターネット上にアップロードする」と言うことがタブーなファイルもあるかもしれません。

このため、必要であれば「デフォルトの保存先」を[iCloud]から【ローカル(デスクトップなど)】に変更すると良いでしょう。これはターミナルを使って操作できます。

ターミナルで操作するやり方

  1. Macより【ターミナル】を開きます。
    Macで「ターミナル」を使う方法
    ターミナルとは、キーボードから決まった文字列(命令)を入力してMacを操作するための仕組みです。Macの設定は[システム設定]から行うことが多いですが、場合によっては[ターミナル]からでないと操作できない場合もあるので覚えておくと良いでしょ...
  2. ターミナルより以下のコマンドを実行します。
    • デフォルトを【ローカル(デスクトップなど)】にする
      defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool false
      
    • デフォルトを【icloud】にする
      defaults write NSGlobalDomain NSDocumentSaveNewDocumentsToCloud -bool true
      

ターミナルで操作するやり方は以上です。

デフォルトを変更したのに変わらない場合、アプリを完全に終了してから起動すると反映されることがあります。

Macでアプリを完全に終了させる方法
Macではアプリを終了させたつもりでもバックグラウンドで動作している場合があり、アプリを【完全終了(停止)】させるには所定の手順を踏む必要があります。