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なぜ本や雑誌は定価で販売され割り引きされないのか?

なぜ本や雑誌は定価で販売され割り引きされないのか?

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本や雑誌などは「どこ」でも定価で販売されており割引などは一切行われておりません。そのため、安く手に入れようとするならば中古やレンタルなどを利用する必要があります。

商品を販売する際の価格を、メーカーなど商品を提供する側が決める行為は独占禁止法によって禁止されています。そのため、販売されている商品の価格は各店ごとに違い価格競争が行われるようになっています。

しかし、法律には例外がつきもので書籍・雑誌・音楽ソフト(音楽用CD)などの著作物では出版社(商品を提供する側)が価格を決定し小売店で販売することができるようになっており、これを再販売価格維持制度と呼びます。

著作物以外でも公正取引委員会の指定を受けた商品は例外として扱われます。

なぜ例外となったのか?

本や雑誌などの書籍は文化資産です。そのため、「どこでも」「誰でも」が平等に同じ価格で購入ができなければいけません。

例えば、東京の出版社で出版された書籍は、東京で販売される場合と沖縄で販売される場合では “送料” が異なるため、沖縄での販売価格が東京よりも高くなってしまう可能性があります。また、本屋がたくさんある地域では価格競争によって価格が下がっても本屋が少ない地域では価格が下がらないことが起こりえます。

このような地域による価格差が発生すると、文化遺産に接する機会が平等では無くなってしまうため、全国どこでも同じ価格での販売が行われています。

安く買うには?

全国どこでも同じ価格での販売であるため、手に入れるためには定価で購入するしかありません。しかし、書籍は安い物ばかりではなく専門書などは高価であることが多々あります。

そのため、少しでも安く購入するためには古本屋(古書店)などを使用して手に入れる方法が一般的ですが、発売して間もない書籍であったり、古本では嫌だという場合に少しでも安く購入する方法があります。

プリペイドカードで購入する

書籍の購入が可能なプリペイドカードと言えば図書カード(図書券)が一般的ですが、QUOカード(クオカード)で購入することができる書店も存在しています。

これらのプリペイドカードは金券ショップなどで額面以下の価格で購入することができます。そのため、額面以下で購入したプリペイドカードを使えば割引されない書籍を割引して購入することができます。

ちなみに、図書カードは2016年06月より図書カードNEXTとなりました。

Amazonで購入する

Amazonでは商品を購入するとポイントを貰うことができます。

書籍も例外ではなく購入することでポイントが付くので数%の割引で購入することができます。また、Kindle本(電子書籍)ではより低価格での購入もできるのでオススメです。

以前は書籍も他の商品と同様に割引されて販売されていましたが、現在ではポイントの付与のみとなっています。