iPhoneからのメールを受信すると本文の最後に “iPhoneから送信” と文言が記載されているのを見たことがある人は多いでしょう。これは自動的に追記されているものですが「うざい」と感じる人も居るようなので消した方が良いかもしれません。
最後に追記されるのはなぜ?
メール本文の最後に “iPhoneから送信” が自動的に追記されるのを「なぜ?」と思う人は多いと思いますが、これは古くからあるメールの習慣で署名と呼ばれるものです。企業に勤めており顧客などとメールのやり取りをするようであれば、メール本文の最後に自分の所属している企業名や部署名、連絡先などを記載して送るとでしょう。
──────────────◆ 株式会社〇〇〇〇 ◆ + NAME + 山田 太郎 + MAIL + hoge@anykey.bz + TEL + 03-1234-5678 + URL + https://anykey.bz ──────────────────────────────────
これは「どこの誰がメールを送っています」と言うようなもので、ビジネスマナーの一つと考えられています。この署名をメール送信ごとに記載するのは非常に面倒なので、自動的に追記する(新規作成時に挿入される)メーラー(メールクライアント)が多いです。これと同様に “iPhoneから送信” は設定上で署名に分類されているので、本来であれば “iPhoneから送信” の文言を消し自分の署名を記載するべきなので「署名を付けることが出来るから自分の名前に変えてね」と言う意味で付与されているものと思われます。
署名が自動追記されるときは?
署名が自動的に追記されるときと追記されないときがありますが、プリインストールされている “メール” アプリを使ってメールを送信すると “iPhoneから送信” の署名が自動的に付与されることが多いです。したがって、別のメールアプリや機種やバージョンによって必ずしも追記されるわけではありません。
メールの署名を設定するやり方
- 設定より『メール』をタップします。
- メールの “作成” より『署名』をタップします。
- 署名を “削除” または “編集” します。
メールの署名を設定するやり方は以上です。
ビジネスの場面では、メールを送信する際に本文の冒頭で “会社名” や “名前” を名乗ることが多いので、署名を記載する必要はないという人も居ますが、古くから習慣で署名を記載する人が多いでしょう。特にビジネスメールでは署名を記載するのは必須と言えなくもないので、スマートフォンからビジネスメールを送信する場合には設定しておくと良いでしょう。