iOS15では写真(画像)内のテキストを認識する機能[Live Text]が搭載されており、選択しコピー&ペーストができるようになっています(いわゆるOCR)。
Androidスマートフォンでも同様のことができます。
Live Textとは?
iOS15から搭載された「テキスト認識表示」の機能をLive Textと呼びます。
Live Textは、画像内に写された文字列を「自動的に文字列と認識する」「「コピー&ペーストする」「翻訳する」と言ったことができるようになります。撮影した写真はもちろん、カメラを通した映像に対してリアルタイムに行うことも可能です。
この機能は、設定よりオン/オフを切り替えることができ、デフォルトでオフになっている場合があるので、使う前に設定を確認しておくと良いでしょう。
2021年12月の時点では[日本語]に対応していないので注意してください。
Live Textを設定する手順
- 設定より【一般】をタップします。
- 一般より【言語と地域】をタップします。
- 言語と地域より【テキスト認識表示】のオン/オフを切り替えます。
Live Textを設定するやり方は以上です。
Live Textの使いかた
カメラで使う手順
- カメラアプリより被写体を画角に収め【Live Textアイコン】をタップします。
Live Textアイコンは、画角の右下にある【□に三】のアイコンです。元に戻す場合はもう一度タップします。
- テキストを自動的に認識し表示されるので、通常のテキストと同様に選択し【コピー】【すべてを選択】【調べる】【翻訳】などをタップします。
画像で使う手順
- 写真アプリより対象の画像を表示し【Live Textアイコン】をタップします。
Live Textアイコンは、画角の右下にある【□に三】のアイコンです。元に戻す場合はもう一度タップします。
- テキストを自動的に認識し表示されるので、通常のテキストと同様に選択し【コピー】【すべてを選択】【調べる】【翻訳】などをタップします。
Live Textの使いかたは以上です。
日本語に対応していないのが残念ですが、カメラで写した映像に対してリアルタイムに操作できるので、「読めない外国語」などに使うと便利でしょう。

iPhoneで画面上の二次元コードをスキャンする方法
二次元コードは「カメラでスキャンする」と言うのが一般的ですが、写真アプリなど内部ストレージに保存した「二次元コードの画像からスキャンする」と言うこともできます。