iPhone/iPadなどのiOSデバイスには “Instant Hotspot(インスタント ホットスポット)” と呼ばれる機能があり、接続するデバイス(iPadやMacなど)から遠隔操作して自動的にインターネット共有(テザリング)をオンにすることができます。
Instant Hotspotとは?
Instant Hotspot(インスタントホットスポット)はiOS8.1より搭載された機能で、接続するデバイス(iPadやMacなど)を操作して接続されるデバイス(iPhoneなど)のインターネット共有(テザリング)をオンにすることができます。
例えば、iPhoneをアクセスポイント(接続されるデバイス)としてiPad(接続するデバイス)をインターネットへ接続する場合、iPadを操作することでiPhoneのインターネット共有をオンにして、インターネットへ接続することができます。iPhoneを操作する必要は無いため、カバンの中やポケットの中に入れたままでも、テザリングを使うことができます。
このInstant Hotspotは、iOS8.1以降を搭載したiPhoneやiPadを始め、OSX10.10 Yosemite以降のMacが対応しています。今回は例として “iPad” から “iPhone” のインターネット共有(テザリング)をオンにしますが、条件が揃えばiPhone同士などでも問題はありません。
事前準備
接続する/接続されるデバイスの両方で設定します。
- 接続する/接続されるデバイスの両方に同じ Apple ID を設定します。
- 接続する/接続されるデバイスの両方で “Bluetooth” をオンにします。
ペアリングする必要はありません。
Instant Hotspotで接続する手順
接続するデバイス(iPadやMacなど)で設定します。
Instant Hotspotの使いかたは以上です。
iPhoneを始めiPadやMacでしか使えないのは残念ですが、Bluetoothをオンにしておく必要があるため、Bluetoothテザリングを使えばWindowsでも似たようなことが可能かもしれません。