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パソコンでICカードを読み取るための外付けリーダー・ライター

パソコンでICカードを読み取るための外付けリーダー・ライター

2020年4月29日

交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)を始めマイナンバーカードなどの “ICカード” が普及してきた昨今では、ICカード内に記録されたデータを読み取る機会も増えてきました。スマホなどでは当たり前のように行われていますが、Windowsなどパソコンでも同様のことができます。

専用デバイスが必要

FeliCaやNFCと言った “非接触ICカード” を読み取るには、NFCに対応したICカードリーダー・ライターが必要となります。

比較的に新しいAndroidスマートフォンiPhoneなどには内蔵されているように、パソコンでも機種によっては内蔵されている場合がありますが、そうで無くとも外付けのデバイスを使うことで対応させることが可能です。

今回は、USB接続で外付けできるSONY製の非接触ICカードリーダー・ライターを使ってみました。

ソニー SONY 非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi RC-S380
SONY PaSoRi RC-S380
 

RC-S380はWindows用であり、MacなどではRC-S390が用意されています。

ICカードリーダー・ライターの使いかた

インストールする

Windows 10の場合、PaSoRi(RC-S380)はUSB接続するだけで自動的に必要なソフトウェアがインストールされるようになっていますが、一部に手動による操作が必要となるので、取扱説明書をよく読んだ上での操作をオススメします。

また、必要なソフトウェアを手動でダウンロードしインストールすることもできます。ただし、各種申請(マイナンバーカードなど)や交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)の読み取りなどには別途にソフトウェアが必要となるので注意してください。

インストールが正常に行われたかは、インストールされたソフトウェアであるNFCポート自己診断で行えます。

ICカードを読み取る

手順はソフトウェアによって異なる場合がありますが、基本的には「ソフトウェアを起動する」「画面の指示に従ってICカードをリーダー・ライターの上にかざす」です。

試しに交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)の読み取りができる “SFCard Viewer 2” を使ってみると、ICカードに記録された残高と履歴が読み込めました。

Windows 10→SFCard Viewer 2

個人事業主など確定申告をする機会でもないと、マイナンバーカードを使うことは無いかもしれませんが、今後に普及していけば様々なことができるようになるので、早めに準備をしておくと良いかもしれません。