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洗濯機の違いと選びかた

洗濯機の違いと選びかた

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生活の必需品である洗濯機は、使い慣れていないと選ぶのが難しい家電の1つです。昨今では一般的な製品であれば最低限の機能は有しているため、予算で選んでしまっても失敗することはマレですが、決して安い買い物では無いので気に入った製品を選ぶと良いでしょう。

洗濯機とは?

洗濯機は大きく3つに分かれます。

縦型は、従来からある洗濯機で洗濯槽に入れた大量の水で洗浄を行います。水の量が多いことから「水溶性の汚れ(泥汚れなど)」や「まとめ洗い」に強いと言われています。

ドラム式(ななめドラム式)は、少量の水に対して洗濯物を上から落とすことでたたき洗いを行います。少ない水で洗剤を溶かすので「油汚れ」に強いと言われています。

二槽式は、洗濯と脱水を別々に行う洗濯機で「洗濯と脱水を同時に行う」ことが可能なものもあり、洗濯ものが多く1日に何度も洗濯機を回す人に向いています(時短)。

洗濯機は必要なのか?

洗濯機・乾燥機の機能は、街中にあるコインランドリーを使うことで代替が可能です。そのため、単身者一時的に住む場合などには洗濯機を購入せずにコインランドリーで済ませることも考えた方が良いでしょう。

ただ、近くにコインランドリーが無い場合、洗濯物を運んだり濡れた洗濯物を持って帰るのが重労働になります(乾燥機もあります)。また、設備にもよりますが比較的にコストが高いので「洗濯物が大量」「洗濯の回数が多い」などの場合には洗濯機の購入を考えた方が安上がりかもしれません。

賃貸物件が選べる余裕があれば、コインランドリーが近くにある物件を探すのも良いでしょう。

購入前に確認すること

搬入経路

大型家電に分類される洗濯機は、搬入経路の確認が必要となります。特に斜めドラム式は縦型よりも大きくなりがちなので注意が必要です。

マンションやアパートの場合、2階以上の部屋では階段や通路のサイズによっては搬入できない場合も少なく無いので、事前に測っておくのが重要です。

使用している・使用したい洗濯機が大型の場合には、部屋を借りる前にサイズを測っておくと良いでしょう。

防水パン

水漏れの際に床へのダメージを防いでくれるトレイを防水パンと呼びます。近年では設置されていない住宅も多いようです。

一般的に防水パンの上に設置可能な洗濯機のサイズが上限となるため、きちんとサイズ測っておくことが重要です。

賃貸物件で防水パンが設置されている場合には、そのサイズの洗濯機を搬入することが想定されているハズですが、念のため搬入経路の確認もしておくと安心です。

水栓

洗濯機へ給水するための専用に設けられた水栓(蛇口)があります。

以前は一般的な水栓と同様でしたが、昨今では洗濯機用水栓と言う専用のものが備わっていることがあるので、購入時に伝えられるよう確認しておきましょう。

また、縦型洗濯機の場合、蓋の開閉に引っ掛かる場合があるので、水栓までの高さ測っておくと良いでしょう。

ポイント

容量

一度に選択できる量が設定されており、5Kgから10Kgなどの幅で販売されています。

単身では5Kg前後の容量で問題ないでしょうが、洗濯物を溜め込む可能性があるなら6Kgや7Kgと言った少し大きめの容量を選んでおくと便利かもしれません。ただ、種類や色ごとに分けて洗う事を考えると、よほど溜め込む人で無い限り一般的な容量で問題ないことが多いです。

また、乾燥機能を有している機種では洗濯容量乾燥容量に分かれており一般的には「乾燥容量の方が小さい」ので、乾燥機能を使う場合には注意して確認すると良いでしょう。

乾燥

洗濯から脱水までを自動で行う全自動洗濯機に加え、昨今では乾燥まで行う洗濯乾燥機も主流になってきました。

もともと乾燥機は独立した製品であり、その動作はドラム式(ななめドラム式)洗濯機と似ていることからドラム式との相性が良い機能です。そのため、乾燥を重視するのであればドラム式がオススメです。

また、縦型でもハンガーにかけた洗濯物を乾燥させるハンガー乾燥の機能を有する製品もあります。乾燥できる量は多く無いですが「着たい服が乾いてない」と言った場合に使えます。

コース

全自動洗濯機の場合、洗濯→すすぎ→脱水をベースとして様々なコースが用意されています。

例えばおしゃれ着コースの場合は「緩やかな水流や軽軽い脱水で衣類をやさしく洗う」ようになっていたり、スピードコースの場合は「軽い汚れを短時間で洗濯する」ようになっています。また、すすぎ1回が可能な洗剤とすすぎ1回コースを組み合わせることで節水にもつながります。

洗濯機によって様々なコースがプリセットされているので、自分のライフスタイルに合ったコースが選択できるか確認すると良いでしょう。

お手入れ

洗濯物に付着したゴミ(糸くずなど)を取り除く糸くずフィルターは、定期的に掃除する必要があります。糸くずを貯めたまま使用すると何らかのトラブルが発生する可能性があるので注意が必要です。

水や洗剤によって洗濯槽に汚れが付着したりカビが発生したりするため、定期的に洗濯槽クリーナーを使用して洗濯槽の洗浄を行うと良いです。