Windows7で「Windows Live メールを使ってた!」と言う人も多いのでは無いでしょうか?Windows 10にはデフォルトで標準メールアプリがインストールされていますが「慣れなくて使いにくい!」と言う場合にはWindows 10でもWindows Live メールを使うことができます。
Windows Live メールとは?
Microsoftが提供するWindows向けのメーラー(メールクライアントソフトウェア)です。
Windowsユーザーであれば無料でダウンロード&インストールして使用することができるので、使用しているユーザーも多いでしょう。また、HotmailやLiveメール、Outlook.comなどのメールアドレスでは難しい設定をせずともメールの送受信ができるようになるので重宝するメーラーの一つです。
デフォルトでインストールされているバージョンもありますが、Windows 10ではインストールされていないので自分でダウンロード&インストールする必要があります。
Windows Live メールを使う手順
インストール
- MMicrosoftの公式サイト『Windows Essentials ダウンロード オプション』へアクセスし『今すぐダウンロード』をクリックします。
- ダウンロードしたファイルを実行し、表示された “インストールするプログラムの選択” より『インストールする製品の選択』をクリックします。
このインストーラーはWindows Live メールの他にムービー メーカー、フォト ギャラリー、Messenger、Writer、OneDriveなどのインストールも兼ねています。すべてをインストールしたい場合には『Windows Essentialsをすべてインストール(推奨)』をクリックします。
- “インストールするプログラムの選択” より『メール』にチェックを付けて『インストール』をクリックします。
その他にインストールしたいソフトウェアがあればチェックを付けます。ここで選択しなくとも再度インストーラーを実行すれば後から個別にインストールすることも可能です。
- “完了しました” と表示されたら終了です。
Windows Live メールのインストールは以上です。
初期設定
- スタートメニューより “Windows Live Mail” を起動し、表示された “Microsoftサービス規約” の内容に問題が無ければ『承諾』をクリックします。
- “自分の電子メールアカウントを追加する” より必要事項を入力し『次へ』をクリックします。
自分でサーバー設定を行いたい場合には『手動でサーバー設定を構築する』にチェックを付けます。よくわからない場合にはチェックを付けなければ自動設定される可能性があります。
- “手動でサーバー設定を構築する” にチェックを付けた or 自動設定できなかった場合には “サーバー設定を構成” と表示されるので、必要事項を入力し『次へ』をクリックします。
必要事項はメールアカウントによって異なります。わからない場合にはメールアカウント(メールアドレス)の発行元へ問い合わせてください。
- “電子メールアカウントが追加されました” と表示されれば完了です。
Windows Live メールの初期設定は以上です。
アカウントを追加するには?
アカウントの設定は初期設定にて行いますが、Windows Live メールでは複数のメールアカウントを設定することができるマルチアカウントに対応しているので、後から追加のアカウントを設定することができます。
アカウントを追加するには、“アカウント” タブにある『電子メール』をクリックするとウィザードが再度表示されるので、初期設定時と同様に必要事項を入力して進めていきます。
Windows 10にデフォルトでinstallされている標準メールアプリが使いにくいと感じるようであればWindows Live メールを使ってみると良いかもしれません。また、ブラウザでメールアドレスをクリックした際など標準メールアプリが起動してしまう場合には “デフォルトアプリ” を変更すると良いでしょう。
参考 『デフォルトアプリ』を設定・変更する方法
Pickup! Windows 10をできるだけ『Windows7風』にカスタマイズする方法