NTTドコモでは「故障かな?」と思ったときに簡単に自己診断が可能なアプリ “スマホ診断” を提供しています。主要なチェックができるようなので実際に使ってみました。
スマホ診断とは?
NTTドコモが公式に提供するチェックツール(Androidアプリ)がスマホ診断です。「故障かな?」と思った際に順に診断できるような構成になっているので「よくわからない」と言う人でも一通りのチェックはできるでしょう。
アプリ スマホ診断 – Google Play の Android アプリ
スマホ診断アプリの使いかた
具体的な故障の診断はもちろん、「ちょっと調子が悪い」や「「故障かな?」と言った場合でも順を追ってチェックすれば原因の切り分けができるかもしれません。
対応機種なのに「起動できない」と言う場合には、一度アプリを削除(アンインストール)してから、改めてGoogle Playよりダウンロード&インストールすると改善する可能性があります。また、対応機種でない(非対応機種)などの場合で起動できない場合にはアプリを使わずにチェックする方法もあります。
参考 スマホに搭載されているセンサーをチェックする方法
参考 他人事では無い!『タッチ切れ』が発生しているか確認する方法
はじめに
必要最低限の操作を行ったら動作テストを実施します。
動作テスト
動作テストは “自動テスト” と “手動テスト” に分かれています。主に “GPS” や各種 “センサー” を始め “タッチパネル” や “スピーカー” などのチェックを行うことができます。
自動テスト
自動テストは、主に “GPS” や各種 “センサー” などハードウェア類がチェックされます。何か不具合があれば修理を依頼したほうが良いでしょう。
次に自動診断できない項目を手動でチェックします。
手動テスト
- アプリを起動したら『動作テスト』をタップします。
- 動作テストより『手動テスト』をタップします。
- 手動テストより『ディスプレイ』『タッチパネル』『サウンド』『バイブレータ』をそれぞれタップします。
今回は例として『タッチパネル』をタップしました。
- 表示された診断の仕方をよく読み準備ができたら『診断をはじめる』をタップします。
- 手動でテストを行います。
テスト内容は選択した項目によって異なり、画像は “タッチパネル” の手動テストです。
- 手動チェックをもとに『はい』または『いいえ』をタップします。
- 結果が反映されます。
手動テストでは、自動テストできないハードウェア類のチェックを行うことができます。何か不具合があれば修理を依頼したほうが良いでしょう。
端末情報
動作テスト以外にも端末情報から不具合や調子を探ることができます。「バッテリーの消費が激しい」「自動的に再起動している?」と言った場合にチェックすると良いでしょう。
システム情報
履歴の記録
- アプリを起動したら『端末情報』をタップします。
- 端末情報の “履歴の記録設定” より『記録する』を選択します。
- しばらくして記録の取得が行われたら『電池残量の履歴』や『電源起動の履歴』をタップします。
- 取得された記録を確認できます。
画像は “電池残量の履歴” です。
スマホ診断アプリを使った診断の仕方は以上です。
NTTドコモのスマホ診断アプリを用いなくとも同じような診断を行うことは可能ですが、アプリのほうがまとまっているのでドコモスマートフォンを利用しているユーザーにはオススメです。
参考 スマホに搭載されているセンサーをチェックする方法
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