Android 8.0 Oreoから新しく搭載された機能の1つに “PIP(ピクチャー イン ピクチャー)” がありますが、非対応な機種でも各アプリを別ウィンドウで表示させるアプリを使うことで、PIPと同様に複数のアプリを同時に動作をさせることができます。
PIPを使うには?
Androidスマートフォンの標準機能であるPIP(ピクチャー イン ピクチャー)を使うには、対応するAndroid OSバージョン(Android 8.0 Oreo以上)の機種を使う必要があります。
しかし、機種によってはアップデートされないことも多いため、対応バージョン未満の機種では使うことができません。そこで、アプリをウィンドウ化し他のアプリの上に表示させる(オーバーレイ)アプリを使うことで、PIPと同様の挙動を実現することができます。
今回は、例としてGoogle PlayよりFloating Appsをダウンロード&インストールして使ってみました。
Floating Appsアプリの使いかた
初回起動
初回起動のみの設定で2回目以降は必要ありません。
- チュートリアルを左右にスワイプして進め “ストレージへのアクセスを許可する” と “他のアプリに重ねて表示を有効にする” を行います。
画面の表示を良く確認し問題が無い場合のみ許可/有効にしてください。
- アクセス権の許可/有効を行ったら左右にスワイプして進め、左上に表示された “クイック起動アイコン” を確認し『閉じる』をタップします。
以後は『クイック起動アイコン』をタップしてから操作します。
アプリを小窓で起動する手順
Floating Appsアプリの使いかたは以上です。
PIP対応の機種でもPIPで起動させるのにアプリの対応や一定の条件が必要な場合があるので、PIPが使えない場合にはアプリを使って起動してみると良いかもしれません。