2017年ごろから増えてきた “ベゼルレス” を始め、ディスプレイの左右がカーブした “エッジディスプレイ(エッジスクリーン)” を搭載したスマートフォンが増えてきました。このようなスマートフォンでは意図せずに親指の付け根など手で触れてしまうことがあるので、誤操作を防止するような策を講じたほうが良いかもしれません。
ベゼルレスの欠点
これまでのディスプレイでは、それを囲う額縁のような枠(ベゼル)がついていることが多かったですが、2017年頃からは枠を取り払った(ベゼルレス)ディスプレイを搭載した機種が増えてきました。また、GalaxyシリーズやXperiaシリーズなどの機種によってはディスプレイの左右がカーブしたエッジディスプレイ(エッジスクリーン)を搭載している場合もあります。
スマートフォンのような手で掴むようにして持つ機器では、持った際にベゼルレスやエッジディスプレイの端に親指の付け根などが触れてしまい誤操作の原因になることがあるでしょう。持ち方を工夫すれば良いでしょうが、慣れないうちは困ってしまうことが多いかもしれません。
そのような場合には、ディスプレイの端を「タップできなくする」ようなアプリ “エッジキャンセラー” などを導入すると良いでしょう。
アプリ ベゼルレスやエッジスクリーンの誤操作を防止する【エッジキャンセラー】 – Google Play のアプリ
エッジキャンセラーの使いかた
初期設定
アプリを起動し画面上部にあるスイッチをオンにします。画像はオンの状態で、タップするごとにオン/オフを切り替えられます。
必要に応じてサイズより「タップできなくする」領域を指定します。また、好みに合わせて “透明度” や “背景” を変更することも可能です。
この「タップできなくする」領域の背景はデフォルトで常時表示されていますが、非表示にしたい場合には “透明度” を0%などにすると良いでしょう。
通知
このアプリは「タップできなくする」領域を表示する関係上でオーバーレイ機能を使用しています。このため、通知領域に「エッジキャンセラーが他のアプリの上に重ねて表示」と通知が常時表示されますが、これは “Androidシステム” アプリの通知設定から “エッジキャンセラーを他のアプリの上に重ねて表示” をオフにすることで非表示にできます。


また、同様に「エッジキャンセラーがバックグラウンドで実行」と通知が常時表示されますが、これも “Androidシステム” アプリの通知設定からオフにすることで非表示にすることができます。

ベゼルレスやエッジディスプレイ(エッジスクリーン)を搭載した機種であればデフォルトで搭載していそうな機能ですが、無いようであればアプリを使って誤操作を防止すると良いでしょう。