スマートフォンを機種変更したら「前と比べて画面が青くなった」「前と比べて画面が黄色くなった」と言ったことがありますが、Xperiaを始めとした一部の機種ではホワイトバランスを調節することで好みに合わせることが可能です。
液晶が黄色い?
各メーカーから販売されているAndroidスマートフォンは、それぞれのメーカや機種によって設定が異なっていることが多く、機種変更すると違和感を覚えることが多々あります。特に目にすることが多い “液晶” で「機種変更したら液晶が黄色っぽい」と言った感想を聞くことがあります。
液晶の「黄色っぽい」「青っぽい」と言うのは色温度の違いによって生み出されているもので、日本人は比較的に「寒色系(青っぽい)」を好み、ヨーロッパなどでは「暖色系(黄色っぽい)」を好むと言われています。このため、メーカーの意向によっては液晶の初期値が「暖色系」となっており、日本人からすると「黄色っぽい」となってしまうことがあります。
しかし、これは個人の好みでもあるため最適な値は無いため、スマートフォン本体から好みの色へ変更できるようになっており、これをホワイトバランスと呼びます。
Xperiaシリーズで「尿液晶」などと言われるのは、液晶の色温度が暖色系に設定されており、日本人には「黄色っぽい」と感じるためです。
ホワイトバランスを調節する手順
- 設定より『画面設定』をタップします。
- 画面設定より『ホワイトバランス』をタップします。
バージョンによっては[詳細設定]の配下にあります。
- ホワイトバランスより『R(Red:赤)』『G(Green:緑)』『B(Blue:青)』のスライダーを調節します。
液晶を「青っぽくしたい」と言う場合には “B” のスライダーを右へ動かします。また、バージョンによって『暖色(黄色)』『標準』『寒色(青色)』がプリセットされ選択できる場合があります。
ホワイトバランスを調節するやり方は以上です。
この設定は、個人の好みによって最適値が左右されてしまうため、オススメの設定値を紹介するのが難しいですが、コツとしては最初に「半分だけ増やす(128)」、強すぎるようであれば「半分だけ減らす(64)」、弱すぎたら「半分だけ増やす(96)」と言ったよう半分ずつ増減させると自分に最適な値を見つけやすいかもしれません。