AndroidスマホのWi-Fiテザリングでインターネットに接続する方法

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最近は外でパソコンを使用する人が増えてきました。以前はモバイルルータなど専用の機器を使用している人が多かったですが、Androidスマートフォンでテザリングしたいという人も多いでしょう。

iPhoneでテザリングすることもできます。

テザリングとは?

スマートフォンをアクセスポイント(親機)として “パソコン” や “ゲーム機” をはじめ “タブレット” などをインターネットに接続するための機能をテザリングと呼びます。

このインターネットに接続するデバイスはクライアント(子機)と呼び、当然にスマートフォンも子機になりえます

注意点として、クライアントから見ると “Wi-Fi” に接続しているとみなされ、アップデートなどの大容量データ通信が発生することがあるので、従量制に指定するなどがオススメです。

参考 AndroidスマホでのWi-Fi接続を従量制に指定する方法
参考 スマホのテザリング時にパソコンのデータ通信量を抑える方法

一般的にWi-Fiが使われることが多いですが、Bluetoothを使ったテザリングも可能です。

Wi-Fiテザリングを設定する手順

Wi-Fi接続するための情報(接続情報)を事前に確認・編集する必要があります。
  1. 設定より『ネットワークとインターネット』をタップします。

    Androidスマートフォン→設定

  2. ネットワークとインターネットより『アクセスポイントとテザリング』をタップします。

    Android 10→設定→ネットワークとインターネット

  3. アクセスポイントとテザリングより『Wi-Fiアクセスポイント』をタップします。

    Android 9 Pie→設定→ネットワークとインターネット→アクセスポイントとテザリング

  4. Wi-Fiアクセスポイントより『アクセスポイント名(SSID)』『セキュリティ』『アクセスポイントのパスワード』を確認します。
    任意に変更可能ですが、アクセスポイント名は外部に公開されるので個人情報などは適切ではありません。パスワードは “●”などで伏字になっていますがタップすることで表示・編集できます。

    Android 10→設定→ネットワークとインターネット→アクセスポイントとテザリング→Wi-Fiアクセスポイント

Wi-Fiテザリングを設定するやり方は以上です。

Wi-Fiテザリングのオン/オフを切り替える手順

設定からオン/オフ切り替えるができますが、クイック設定ツール(クイック設定パネル)から切り替えるのが一般的です。

設定から切り替える

  1. Wi-Fiアクセスポイントよりオン/オフを切りえます。

    Android 10→設定→ネットワークとインターネット→アクセスポイントとテザリング→Wi-Fiアクセスポイント

クイック設定ツールより切り替える

  1. クイック設定ツール(クイック設定パネル)より『アクセスポイント』をタップします。
    表示されていない場合でも編集して表示させることができる場合があります。

    Androidスマートフォン→クイック設定ツール(クイック設定パネル)

Wi-Fiテザリングのオン/オフを切り替えるやり方は以上です。

Wi-Fiテザリングに接続するには?

先に設定した “SSID(アクセスポイント名)” と “パスワード” を使ってWi-Fiに接続することができますが、二次元バーコードを読み込むだけで接続することもできます。

接続情報を入力する手順

Wi-Fiに対応するデバイスであれば、パソコンはもちろんiPhone / iPadAndroidスマートフォンから接続することができます。

二次元バーコードで接続する手順

二次元バーコードを表示する機能はAndroid 10で搭載されました。
  1. Wi-Fiアクセスポイントより『二次元バーコードアイコン』をタップします。

    Android 10→設定→ネットワークとインターネット→アクセスポイントとテザリング→Wi-Fiアクセスポイント

  2. 表示された “二次元バーコード” を接続するデバイスで読み込みます。

    Android 10→設定→ネットワークとインターネット→アクセスポイントとテザリング→Wi-Fiアクセスポイント→二次元バーコード

パソコンなどスマートフォントとセットで持ち歩けば、どこでもインターネットに接続することができて非常に便利です。特にタブレットなどはWi-Fi専用の端末であっても外出時に使用することができるので、わざわざ値段の高いセルラー版(SIMを入れる機種)を購入する必要も無いので経済的にも非常に優れます。

ただ、一部の古いドコモスマートフォンで格安SIM(MVNOなど)を使用していると『テザリング中にエラーがおきました』とエラーが表示されることがあるので注意してください。