Androidスマートフォンの中には “格安スマホ” と呼ばれる安価な機種が販売されていますが、安価であるがゆえに性能が乏しく動作が「もっさり」することも多いです。このような機種は一手間かけて設定することで、改善させることができるかもしれません。
Androidスマホのカスタマイズ性
Androidスマートフォンの醍醐味と言えばカスタマイズ性であり、ホームなどを色々とカスタマイズして使っている人も多いでしょう。
ただ、Androidスマートフォンのカスタマイズは見た目だけでなく内部的な処理においてもカスタマイズ可能な部分があり、これを設定することで処理の軽量化が図れる場合があります。
スマートフォンの操作性をアップさせるには性能(スペック)の良い機種へ機種変更するのが手っ取り早いですが、そう簡単にはいかなければ細かく設定してみると良いかもしれません。
スマホを軽量化する設定とは?
元々の性能によっては「特に変わらない」と感じる場合もあるので注意してください。
ホームアプリを変更する
NTTドコモやauなどのキャリアが販売するAndroidスマートフォンには、キャリアが用意したホームアプリがプリインストール(プレインストール)されていることがありますが、このようなアプリは比較的に重いことが多いので、軽いホームアプリに変更するだけでも軽量化を期待できます。

アニメーションを非表示にする
Androidスマートフォンなどでは、ユーザーの操作時にアニメーションが表示されていますが、アニメーションの表示にも処理(リソース)が使われているので、オフにすることで軽量化を期待できます。

アニメスケールを設定する
前述した操作によるアニメーションは、決められた時間で動作するようになっていますが、これを変更するだけで印象を変えることができます。

GPUレンダリング・HWオーバーレイを設定する
スクロールなどに引っ掛かりを感じるのであれば “GPUレンダリング” や “HWオーバーレイ” の設定を変更することで改善を期待できます。

全ての設定を行う必要は無いかもしれません。また、設定の内容によってはバッテリーの消費に影響が出る場合があるので、少しずつ試行錯誤をオススメします。