スマートフォンには “カメラ” が搭載されていますが、それを使うカメラアプリは製造メーカーによって様々に提供されています。今回は、SHARPのスマートフォンであるAQUOSスマートフォンのカメラアプリを細かく見てみました。
AQUOSスマホの標準カメラアプリ
AQUOSスマホと言っても機種やバージョンによって異なるでしょうが、多くの場合でメーカー独自のカメラアプリがプリインストール(プレインストール)されています。
AQUOSスマホはカメラにも力を入れている部分があり、標準カメラアプリでも多彩な撮影が可能で、全てを自動で撮影する “オート” はもちろん、様々な値を自分で設定する “マニュアル” での撮影も可能です。
また、大きな特徴の1つとして “ガイド線(グリッド線)” が多数用意されており、多くのカメラアプリで採用されている “縦横” はもちろん “黄金比” を取り入れたり “遠近感” を取り入れたりできます。
多くの場合では、特に設定を変更することなくデフォルトのまま標準カメラアプリを使っている人が多いでしょうが、より奇麗な写真(画像)を撮影するために設定を変更してみると良いかもしれません。
カメラを起動する
スマートフォンでカメラを起動する際には、インストールされているカメラアプリを起動するのが一般的ですが、それ以外にも「電源ボタンで起動する」や「ロック画面で起動する」などの手段が用意されています。
「ロックを解除してカメラアプリを起動する」と言うのは、意外と手間となってしまう場合も多いので、起動のしかたを見直見直しておくと良いかもしれません。
カメラを設定する
デジタルカメラの類は設定より ”写真サイズ(解像度)” や “ジオタグ(位置情報付加)” などの設定を行うことができます。
スマートフォンのカメラアプリも例外では無く、AQUOSスマートフォンの標準カメラアプリの場合には『三点リーダー(3つの点)』をタップすることで設定の画面を開くことができます。
ガイド線を使って撮影する
カメラでの撮影時に構図の基準となる “グリッド線” を表示することができる機種が多いですが、AQUOSスマートフォンでは “ガイド線” と称して様々なシーンに対応できるガイド線を多数用意しています。
ガイド線を表示するには設定の “ガイド線” より選択することができます。
二次元バーコードを読み込む
AQUOSスマートフォンの標準カメラアプリは、デフォルトで “二次元バーコード” の読み込みに対応しています。ただし、設定からオン/オフを切り替えられるため「読み込めない」という場合には設定で ”オン” になっているか確認すると良いでしょう。
フラッシュを切り替える
スマートフォンのカメラでは “LEDライト” を使ったフラッシュによる撮影が可能であることが多いです。デフォルトでは状況に合わせてオートでフラッシュが使用されますが、画面上部の『フラシュアイコン』をタップすることで切り替えることができます。
切り替えられるのは『ON』『オート』『ON(LOW)(常時点灯)』『OFF』などです。
カメラを切り替える
スマートフォンの “フロント(前面・液晶側)” と “リア(背面)” の両方にカメラが備わっている場合、カメラアプリはデフォルトで “リア” のカメラを使って起動することが多いですが、使用するカメラは画面上部の『カメラ切り替えアイコン』をタップすることで変更することができます。
シーンモードを変更する
「カメラで撮影する」と言うのは意外と難しい行為ですが、昨今のカメラは自動で設定値を調節する “オート” による撮影が可能であるため、何も気にしなくとも奇麗に撮影することが可能です。しかし、時には「こだわって撮影したい」と言うのであれば 、手動で設定値を調整する “マニュアル” による撮影も可能です。また、シーンに合わせてプリセットされた設定値を選択して使うこともできます。
デフォルトでは “オート” となっていることが多いですが、画面上部の左側にある『AUTO』をタップすることで “おすすめプラス” から変更することが可能です。
撮影モードを切り替える
スマートフォンのカメラは「写真(画像)を撮影する」だけでなく「動画を撮影する」など他の撮影方法も可能です。これらは “モード” として提供されており、デフォルトでは “写真” のモードで起動することが多いですが、画面の下部(シャッターボタンの周辺)を左右にスワイプすることで変更することができます。
機種によっても異なりますが “写真” の他に “動画” や “タイムラプス” などの撮影モードが用意されています。
撮影する
AQUOSスマートフォンには物理的な “シャッターボタン” が搭載されていないことが多いので、撮影をするためには「画面をタップする」操作が必要となります。
基本的に画面下部の『シャッターボタン(大きな〇)』をタップすると全てオートでシャッターが切れますが、特定の場所をタップするとピントを合わせることもで可能です。
スマートフォンのカメラ機能は思っている以上に多機能なので自分自身で試行錯誤してシーンに合わせた撮影を試してみると良いでしょう。
また、標準カメラアプリ以外にもGoogle Playストアからカメラアプリをダウンロード&インストールして使うことも可能です。普通に撮影するだけであれば標準カメラアプリで充分ですが、何か特化したい機能があれば探してみると良いでしょう。