Androidスマートフォンには「バッテリーの消費を抑える目的で、バックグラウンドでの動作を制限する」と言う機能が搭載されています(アプリのバッテリー使用量)。アプリや機能を使う際に解除を求められることがありますが、選択を誤った場合でも元に戻すことができます。

バックグラウンドとフォアグラウンドの違いとは?
スマートフォンはパソコン等、デバイスを使っていると【バックグラウンド】と【フォアグラウンド】と言う言葉が登場することがあります。【バックグラウンド】と【フォアグラウンド】は対義語であり、それぞれ逆の意味で使われます。
アプリにバックグラウンドでの常時実行を許可しますか?
Androidスマートフォンで[Androidアプリ]や[機能]を実行しようとした際、ダイアログに『アプリにバックグラウンドでの常時実行を許可しますか?』などと表示されることがあります。
冒頭に記載したとおり、Androidスマートフォンでは「バックグラウンドでの動作を制限する」と言う機能(アプリのバッテリー使用量)が動作しており、これがデフォルトであるためアプリや機能によっては「常時実行を許可」しないと正常な動作ができないことがあります。また、場合によってはダイアログは表示されないものの手動で切り替えた方が良いアプリもあります(メールアプリなど)。
また、「常時実行を許可」したものの「必要ない」と言うことであれば、これを元に戻すことも可能です。
Android OSのバージョンによって「Dozeモード」や「電池の最適化」などと呼び方が異なる場合があります。
アプリのバッテリー使用量を変更する手順
- 設定より【アプリ】>【アプリのバッテリー使用量】を開きます。
- アプリのバッテリー使用量より【(対象のアプリ)】をタップします。
システムアプリを表示する場合は【 (三点リーダー)】>【システムアプリを表示】をタップします。
- アプリのバッテリー使用量(対象のアプリ)より【制限なし】【最適化】【制限】を選択します。
元に戻す場合は【最適化】または【制限】を選択します。元の値が分からなければ【最適化】を選択すると良いでしょう。
アプリのバッテリー使用量を変更するやり方は以上です。

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