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Androidスマホのカクカク動作を解消する設定方法

Androidスマホのカクカク動作を解消する設定方法

2016年11月11日
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スマートフォンは年々性能がアップしていますが、それに比例するかのようにコンテンツも複雑に大容量になっているため、最新機種を購入しても「カクカクする」「もっさりする」と言った不満を感じることがあります。これは設定によってある程度解消することができます。

カクカクする?

昨今のWebサイトは、パソコンで見る分には良くてもスマートフォンで見ると、文字や画像の量が多すぎて縦に長くスクロールしてしまう事があります。

この時、あまりにコンテンツの量が多すぎると、最新のスマートフォンでも動作に影響を与えてしまいスクロールが「カクカクする」「もっさりする」と言ったように重くなってしまう場合があります。また、このような大容量なサイトでは、文字入力などをしようとしたときに「フリックが遅れる」「フリックが付いてこない」と言ったことも起こります。

このように、動作が重くなるように感じることが多いのであれば、設定を少し変えるだけで解消できる可能性があります。

カクカク動作を解消するやり方

  1. 設定より【システム】>【開発者向けオプション】を開きます。
    Pixel→Android 13→設定

  2. 開発者向けオプションより『GPUレンダリングを使用』をオンにします。
    項目が多いので検索をオススメします。

    バージョンによって “GPUレンダリング” は無い(表示されていない)場合があります。

    F5321→設定→開発者向けオプション

  3. 続けて『HWオーバーレイを無効』をオンにします。

    F5321→設定→開発者向けオプション

カクカク動作を解消する設定のやり方は以上です。

長くなるので簡単に理屈を説明すると、これまでCPUが担当していた一部の処理をGPUが代わりに処理するように設定してます。GPUとは画面の描画処理に秀でた装置(部品)で、描画はCPUよりも高速に処理が行えパフォーマンスが上がります。ただし、GPUは消費電力が大きいのでバッテリーの持ちが短くなるデメリットがあります。

この “GPUレンダリングを使用” と “HWオーバーレイを無効” は常に両方をオンにする必要は無いので、バッテリーの持ちと相談し使用状況に合わせてオン/オフを切り替え自分自身にあった設定を探してみると良いでしょう。また、通常の操作だけでなくゲームなどを実行しているときでも効果が期待できる場合があるので試してみると良いでしょう。