スマートフォンにはもれなくバッテリーが搭載されていますが、バッテリーの持ち(持続時間)が悪くなったと感じたらバッテリーの状態を確認してみてはいかがでしょう。
バッテリーの劣化
スマートフォンには多くの場合でバッテリーとしてLi-ion電池(リチウムイオン二次電池)が搭載されています。
Li-ion電池に限らず充電するタイプのバッテリーでは、充電によって徐々に劣化し持ち時間が短くなってしまうことが多くあります。
このため、Xperiaシリーズを始めとしたAndroidスマートフォンでは、搭載しているLi-ion電池の性能の確認することができるようになっています。
電池性能を表示するには?
設定から確認する手順
Android 8.0 Oreoまでのバージョンでは設定より確認することができます。
- 設定の『端末情報』をタップします。
バージョンによっては “システム” の配下にある場合があります。
- 端末情報より『機器の状態』をタップします。
- 機器の状態より『電池性能表示』をタップします。
- ダイアログ “電池性能表示” より確認することができます。
Androidスマートフォンの電池性能を表示するやり方は以上です。
Service Menuから確認する手順
Android 9 Pieなど項目が無いバージョンではダイヤルコマンドより確認することができます。
- Service Menuより『Battery Health test』をタップします。
- Battery Health testより表示を確認します。
Good, no need to replace it.(交換する必要はありません。)などと表示されていれば問題ありません。
Service Menuから確認するやり方は以上です。
バッテリーの持ちが悪くなっているのにも関わらず “内蔵電池の充電能力は良好です(80%以上)” と表示されることは多々あります。
表示が曖昧である可能性は否定できませんが、長年の使用でインストールアプリが増えたことによって消費電力が増えていることも考えられるので、単純に比較するのは難しいでしょう。
また、バッテリーの “リフレッシュ” をすると持続時間が延びることもあるので試してみてはいかがでしょう。