スマートフォンのカメラで撮影する際にはアプリを起動して撮影しますが、アプリによっては一般的なデジカメと同様にマニュアル(手動)による設定が可能であるため、ある程度のこだわりを持って撮影する場合には、設定してみてはいかがでしょう。
カメラのマニュアル
「カメラで写真を撮影する」と言うのは以外に難しいもので、本来であれば “フォーカス” を始め “シャッタースピード” や “露出” に “ホワイトバランスなどの設定値を決めて撮影することが必要です。
しかし、昨今のデジタルカメラを始めスマートフォンのカメラに至っても、全てを自動で設定し撮影してくれるオート機能が搭載されているため、特に気にすることなく奇麗な写真(画像)を撮影することができます。
しかし、人によっては「より奇麗に撮りたい」と言ったこだわりを持って撮影したい場合には、カメラの各種設定値を手動(マニュアル)で設定することができます。
マニュアル項目の説明
マニュアルモードに変更する手順や操作方法は機種やバージョンによって大きく異なるので注意してください。
フォーカス
被写体に焦点を合わせる際に使用します。
SS:シャッタースピード
SSとは “シャッタースピード” を意味し、被写体を撮影する(露出する)時間を調節します。夜景など光量が少ない被写体の場合、シャッタースピードを上げれば光を多く集めて明るく撮影することができますが、手振れなどによる影響が大きく出るので三脚などの使用が推奨されます。
EV:露出
EVとは “露出” を意味し、周囲の明るさに合わせて調節します。撮影した写真(画像)が暗すぎるようであれば “+” へ増やし、明るすぎるようであれば “-” へ減らします。
WP:ホワイトバランス
WPとは “ホワイトバランス” を意味し「白を白として撮影できるように色味を調節する」機能です。本来であれば “白” は “白” として撮影されますが、太陽光や蛍光灯など光源に違いがあると、違った色で撮影されることがあります。この差を小さくするため周囲の環境に合わせて『曇り』『太陽光』『蛍光灯』『電球』から選択します。
マニュアルモードはある程度のスキルが要求されます。そのため、何度も試行錯誤して撮影の出来を見比べてみることをオススメします。